【自己超越-第03話】何か“大いなるもの”に守られる

自己超越_第03話 自己超越して宇宙の原理を悟った男(実話)

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「自己超越して宇宙の原理を悟った男」の連載ストーリーを完全実話にて、お届けしていますが、あらためて25年も前のスピリチュアルに目覚めていなかったことから書き進めると不思議な力が、みなぎってきているのがわかります。

当時、根拠のない安心感から、同様に不思議な力を感じていたのですが、今回はちょっと訳が違ってきています。

おそらく、今、このブログを読まれ私と一緒にネットビジネスに取り組まれている、多くの方々が感じられているのではないでしょうか?

 

「ビジネスがとても上手く進むようになった」

 

ということです。

まさに、引き寄せの波動エネルギーは周りの環境にも影響を与えるわけです。

以前は、私個人が感じまくっていたのですが、今は私の仲間と一緒に、みなぎるパワーを享受できています。

あなたの未来が急に明るくなると思います!!

では、まずは前回までのあらすじからお届けしますね♪

 


 

《前回までのあらすじ》

26歳のKANはカメラマンになり、国内、海外と忙しく撮影で動き回っている。

カメラマンになって・・・撮影業務をこなしているが “天気を操る方法” の奥義は教わっていない。

そんな中、いよいよ師匠が口を開く!

“天気を操る方法” を問うていると

「お前も、しつこい奴だな・・・感じるんだよ!感じる」

「えっ?感じるというというのは、どういうことですか?」

「だから、こうあってほしいと感じるんだよ」

意味がわからなかったが、だんだんわかるようになって・・・

“天気を操る方法” は

「情景をイメージしていたんだ 」

と気づくが、そんなの出来るわけがないと思い・・・

自分でイメージして未来を整える・・・なんて出来ないと思っていた・・・

 


 

この会社にいると殺される?

映像制作の現場は過酷です。

映像を作る以上に撮影現場の環境を整えるのが大変なのです。

それは、万物の理(ことわり)を表現するから。

地球上では陸海空と撮影して、宇宙にもカメラがあるので

日清カップヌードル「NOBORDER」宇宙 CMメイキング

電●時代にインスタントラーメンの撮影を国際宇宙ステーション(ISS)でおこなったクリエイティブディレクターと仕事をしたとき・・・

物凄い制約の中、OA(オンエア)が迫っている中で、それに間に合わせるように段取りを組む。

それこそ、天気でも操らないと間に合わない。

これが、撮影現場の環境を整えることです。

“天気を操る” のはスピリチュアルではなく業務なのです。

そんな中、CMカメラマンの師匠の会社に勤めているKANは、他の会社と違う時間の流れの中にいて、時間が3倍の速さで流れているから3年もいればベテラン社員になっている。

 

生きている時空が違うのです

 

3年で10年戦士と同じになっているわけです。
師匠のもとでカメラマンになったと共に動画編集技術も学んだ。

ちなみに、師匠の会社は5人の会社だが在籍した7年間で部下が何十人と入れ替わっている。

一応、両手10人までは数えたが、それ以降は記憶の彼方である。

なにしろ最短、3日でロケ現場から消えるのだから、社員として存在したことすら把握できない。

途中で出社してこない社員もいる。

KANも見た就職雑誌には、毎月のように求人広告を出していて、挙句の果てには雑誌の担当者から求人広告を止められる始末。

「こんなに毎月広告を出していたらヤバい会社だと思われますよ」

「数か月は求人広告の出稿を止めてください」

いまでいう、超ブラックな会社なのである。

もう、この会社は師匠の死去に伴い存在しないので正直に書くが

給与が14万円で、残業が130時間を超えても残業代ナシ!
※タイムカードの20日時点で130時間まで計算したが、面倒なので計算をあきらめた

アシスタントの頃はドラマで午前2時にナイトシーンが終わって、5時からロケ準備で6時ロケがスタート・・・これが3ヶ月ずっと続く。

ディレクターから午前2時の編集スタジオで

「コージーコーナーのシュークリームとエクレア買ってきて!」

とか(笑)

編集スタジオって寒いからOA(オンエア)に間に合わせるため、仕事の合間ビデオデッキのラックの間に挟まって立って寝たり、廊下で気を失っていたり(笑)

2週間編集スタジオから帰れなかったり・・・

こんな状況で給与が14万円では、やっていけない!と思って師匠(監督)に

「監督・・・給与上げてもらえませんか?」

と言ったら

「カメラマンとして一本立ちしてフリーランスになったら稼ぐんだ」

と言われ

「ちなみに監督って最高いくらギャラもらったことあるんですか?」

「500万」

「500万って何のプロジェクトで・・・?」

「CMの仕事で1日のギャラ・・・フランス人カメラマンとのコンペで勝ったんだよね」

「日給500万・・・」

「KAN、お前もさ・・・撮影と編集が出来ないと今後、食べていけないぞ」

「撮影の出来るディレクターにならないとな・・・」

そのことを外部のフリーカメラマンや照明さんに話したら

「そんなの・・・出来るわけないだろ!」

今ではカメラマン出身の監督って多いですが、25年前は少なかったのです。

師匠の会社が東京恵比寿のマンションにあったので、2週間自宅に帰らず住み込み状態で編集作業をしたりCG(コンピュータグラフィックス)を作ったり・・・

ちなみに、使っていたマシンはAppleのMacintosh Quadra 840AV

MacintoshQuadra840AV

x68系最後のMacintoshでした。

仮編集はVHSテープで編集し、本編集は編集スタジオを使うのだがCGは、それなりに映像信号を整えないといけないのでAdobe社のPremiereとAfterEffectsを使う。

DTV(DesktopVideo)の黎明期ですね。

会社で寝て、早朝シャワーを浴びてCGのレンダリング(演算処理で動画を作る)を仕込んでロケに出る。

ロケから帰ってくるとレンダリングが終わっているのでCGを確認してPremiereとAfterEffectsで編集して、またレンダリングを仕込んで布団を敷いて寝る。

これをずっ~と会社に住み込み状態で続けていたわけです。

こんなことをしていたある日、先輩S氏からKANを採用した衝撃の理由を聞いて・・・

※ちなみにKANが就活2日で速攻、転職が決まったのは第一話で話しています。

「KANさんの採用が速かった理由を入社時・・・教えてもらったの?」

「いえ全然・・・教えてもらってないですよ」

「やっぱり、そうだよね・・・普通、教えないよね」

「何ですか?その含んだ言い方」

「いや、ぶっちゃけ俺の先輩アシスタントT氏が上越道で車を転がしちゃってさ」

「えっ転がしたって横転?」

「そうそう、ロケ終わりナイトシーンを撮り終わって午前2時に機材車を一人で運転していて・・・居眠り運転を起こし車ごと横転しT氏も亡くなったってこと」

「マジ!ですか!」

「マジ!それで急きょアシスタントが少なくなって・・・KANさん採用したわけ」

「えっ~!でも・・・この会社のロケならありえる・・・」

「それでさ、俺も、もう3年この会社を勤め上げたんで来月・・・辞めるんだよ」

「えっ!Sさん辞めるんですか?」

「そう辞める、だからKANさん大変だけど後は・・・よろしくね!No2になるんだから」

「えっ~!マジですか!会社に殺される・・・」

「だってKANさんが一番・・・古株だからね。経理のZさんより古いし・・・」

この会社では入社3年を越えてくると、こういうことが起きてくる・・・10年勤め上げたのと同じ状態になる。

 

業務に殺されるかもしれない・・・

 

さらに海外ロケだと、もっと壮絶で予算の関係でロケに参加する人数を増やせない・・・

そこで社長(監督)がカメラマンである関係上、撮影部は連れていくが制作部(ADやAPなど)は連れて行かない。

※AD(アシスタントディレクター)
※AP(アシスタントプロデューサー)

ということは、言葉の通じない海外で撮影部が制作部の仕事をする。

言葉の通じない海外で撮影現場の環境を整える段取りをするということです。

映像を作る以上にロケ現場の段取りは、想像以上に大変なのです。

海外で死なないようにしないと・・・

そしてプロデューサーからは

「死ぬんだったらOA(オンエア)が終わってから死んでね」

と軽く言われるのです。

こんな世界で生き延びなければならないのです。

海外で生き延びる・・・この眉間の “きな臭さ” は何だ!

海外のロケって・・・視聴者みなさんの目となり耳となり撮影してきます。

報道の取材もあれば、ドラマなどのロケもあるし、イベント映像のロケもある。

1993年のカンボジア選挙は、選挙報道だし・・・と、なめてかかって大変なことになった。

海外の場合、やはり治安があって・・・

カンボジア選挙はポル・ポト派による選挙妨害があってUNTAC要員への襲撃などもあり日本人も亡くなっている。

夜は戒厳令で外出禁止ですし、前日ランチを食べた食堂は、その後、手りゅう弾を持った少女が駆け込み爆破され・・・

カンボジアの街並み

それ以来、食事をする時は必ず入口が見えない柱の陰に座り周囲を警戒しながら食べることになった。

こういった状況で夜は報道番組の中継をしなければならず電源が安定しないから発電機を回しながら人工衛星を手配してもらって現地から生中継をする。

生中継の間でも、外では銃撃戦の

「パン・パン・パン・パン・パン・パン・パン」

と乾いた音が響いている。

こうなると夜、食事にも行けないので同僚と部屋にこもってテレビゲームをするしかない。

毎日、昼間は危機感を感じながら取材、夜はニュース番組の生中継で・・・この場合、報道特権があって一般人に禁止されている場所や情報へアクセスできるのですが

ここで重要なのが第2話でも話している

 

眉間の “きな臭さ”

 

直感的に

「ここに・・・長居は無用だな?」

とか感じて、早々に立ち去ると直後に爆弾テロがあったり

「こっちとあっちだったら、こっちの方に行くべきだな?」

と眉間の “きな臭さ” に従っていなかったら攻撃されていたとか?

実際、1996年にウクライナに入った時は、空港に着いて早々、荷物のすべてを調べられ、あまりにも機材が多いから拒否すると警備隊に自動小銃を突き付けられ、もう生きて日本に戻れないんだな・・・こんな所で投獄されるんだなと思ったり・・・

キーウ(キエフ)/ウクライナ

※ウクライナには1991年のソ連崩壊後1996年に報道の仕事ではなく映画会社T社の文化事業 “黄金の宝物展” でのイベント映像撮影のために訪れ、検閲で前のおばあさんが不法入国しようとしたことによる「とばっちり」を受けている。

1996年ウクライナ のキエフ聖ソフィア大聖堂
【1996年12月ウクライナのキーウ(キエフ)聖ソフィア大聖堂で撮影】

その後も訳のわからない黒コートの男に追われるし・・・

ウクライナの首都キーウ(キエフ)で撮影しているとカメラマンの師匠(監督)が

「KAN・・・左上の黒コートの男、さっきの現場にいたぞ」

「えっ!さっきの(ロケ)現場から・・・(車で)30分も移動していますよ」

次のロケ現場にいっても

「右上の黒コートの男、まだいるぞ」

「えっ!またですか?(車で)30分は移動していますよ」

「我らつけられてる。注意しろ」

とか監督に言われ、

「まるで映画だな・・・この国から出国できないかも・・・」

キーウ(キエフ)のアッパータウン

と思い3日後には、ウクライナ国内が悲惨な状態に耐えられず、帰国まで指折り数えて

「はやく日本に帰してくれ」

と願う。

 

この得体のしれない恐怖感がわかるだろうか?

 

世界で取材する中には、眉間の “きな臭さ” の判断が必要で人と人のコミュニケーション以上に、まわりの環境に敏感なことが大切なのです。

この眉間の “きな臭さ” はスピリチュアルで “第三の目” と言われたりします。

これは、6番チャクラが開いて超感覚が開いている証拠なのです。

目には見えず無意識に6番チャクラで意識を集中していたので、その部分にエネルギーが集中していた。

周りの環境をサーチしているのを体で感じているのです。

得体のしれない恐怖感

このようなロケをやっていると世界は変化に富んでいて、想定外のことが次々起きてきます。

結構、報道で撮影している時は、緊張しているからか?あまりトラブルが起きない。

逆に、やり慣れた仕事や車で移動したりする時に想定外の “魔が差す”

七つの海を潜って一緒に仕事していたベテラン水中カメラマンは、潜り慣れた伊豆沖で流されて行方不明・・・遺体も上がってこない。

その時、水中カメラマンと一緒に仕事していたADは、現場検証で1週間現地に拘束され、その後1週間、遺体が上がってくるのを待ったが上がってこず・・・身の危険を感じ会社に戻ってきた瞬間にADは辞めた。

一緒にテレビ番組 “はじめてのおつかい!” をやったカメラマンはリビアで車の移動中に亡くなった。

世の中は想定外の事が起き、何が起きるかわからないので、それをいかに嗅ぎ分けるか?

眉間の “きな臭さ” が重要なのです。

“きな臭さ” じゃない場合もありますが・・・得体のしれない恐怖感というものがあって、撮影中、突然映像を収録できない場所が世界中にあり

ウクライナロケでは師匠から

「KAN、今日の教会で撮った映像ちょっと見せてくれる」

「いやスミマセン・・・ノイズがのっていて、ちゃんと録画・・・出来てないんですよね」

「そうか・・・ビデオテープの問題かな?まあ明日、また行くから撮影すればいいか・・・」

で、翌日、同じ場所で撮影して再生チェックすると・・・やはりノイズがのって使い物にならない。

「KAN、どうなっているんだ?収録できてないぞ」

「なんだか判らないのですが、ノイズがのるんですよね」

「そうか・・・」

といって、収録できてないことを責めない。

「いやな、このウクライナの教会もそうだけど、昔フランスでも、同じことがあったんだよ」

「それって、どんな場所ですか?教会ですか?」

「そう、教会で・・・俺、地下に核施設みたいなのがあって強烈な電磁波が出ているんじゃないかと思うんだよね・・・増上寺のように」

「そんなバカな・・・(苦笑)」

※東京の増上寺は近くに東京タワーがあるので、放送電波で映像にノイズがのることがある

それで翌日また同じ教会で撮影しても、やはり、その教会だけノイズがのって収録が出来ない。

プロ用放送機器のビデオカメラで撮影映像が収録できないというのは、よほど強烈な電磁波なのです。

その教会の前後では、問題なく収録できている。

師匠は

「これ、庭が割れてICBM(大陸間弾道ミサイル)でも発射されるんじゃないの・・・」
と言うから

「映画 “ターミネーター” の『審判の日』じゃあるまいし?・・・そんなバカな・・・」

ロケット発射

ちなみに世界には、どうやっても撮影できない場所があって何回撮影しても映像が収録できず、映像がノイズになってしまう場所があるのです。

ナゼその場所だけ映像を収録できないのか?今でも原因は判らず・・・パワースポットか?何かだと無理やり判断しているのですが当時は

「核施設か何かがあるんじゃないの?」

得体のしれない恐怖感で噂していたのです。

世の中には、眉間の “きな臭さ” では判らない・・・触れてはいけない事や場所があるのです。

日本に生まれてきた理由

世界を移動していると

「ここに生まれてこなくて良かった」

そう思う悲惨な場所もあって・・・

現地にいる時は

「ここで生きている人もいるんだ」

と思って仕事しているが成田空港から東京(恵比寿)に戻ってくる車の中で、外の穏やかの風景を見ながら

「自分の日本に生まれてきた理由は何だろう・・・」

と、ふと考えることがあった。

後で気がつくことだが、このことに自己超越してわかった。

「自分は選んで、ここ日本に生まれてきている」

地球と宇宙

ヨーロッパをロケで移動し地図を見ていると日本なんて極東の小さな島国なのです。

KANが高校生の時代には、よく英語を勉強するためにFEN(極東放送網)を聞いていた。

西洋人から見ると日本はFarEastなのである。

※FENは1997年からAFN(米軍放送)に名称が変わっている

ヨーロッパのきらびやかな世界を見て文化に憧れて

「何で、KANはヨーロッパから見ると田舎の、それも極東の日本に生まれてきたのだろ」

と嘆いた時もあったが、今は誇りに思っている。

なぜなら、それが「使命」だったからである。

ブログも日本語で書いている。

この辺りの話は、今後、書いていきますが、皆さんも使命をもって生まれてきていることを覚えていてくださいね。

ということで次回に続きます。

(つづく)


《次回の予告》

いよいよ、天気からビジネスまでも引き寄せることになります。
これには、引き寄せの波動エネルギーがあったのです。
波動エネルギーが、どう作用しているのか?
それは25年、引き寄せてきた確信があったのです。

そして、あるクライアントを引き寄せ、波動エネルギーは加速していきます。

これこそ、KANが『2017年8月15日』に体験した “自己超越” と直結していたという事実をあなたは知ることになるのです。

 


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