【自己超越-第02話】天気を操る秘術

自己超越_第02話 自己超越して宇宙の原理を悟った男(実話)

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ノンフィクション・連載ストーリー「自己超越して宇宙の原理を悟った男(実話)」の【第1話】

たくさんの方にお読みいただけたみたいで、LINE公式アカウントの方にもご感想や応援メッセージを頂戴いたしました。

この場をお借りして、深く御礼申し上げます。

古くから私のことをご存知でいてくださる方なら、この物語は真実しか書いていないことも、ご存知だと思います。

私は、このノンフィクションを書きたくて、ブログを始めたと言っても過言ではありません。

この記事に全エネルギーを注ぎ、読んでくださる皆様が幸せになれるように “願かけ” 波動エネルギーを送りながら書いています。

では、まずは前回までのあらすじをお読みください。^^

 


 

《前回までのあらすじ》

23歳のKANに突然、天気を操る仕事を命じられる。

当時のKANは、既に “晴れ男” だったのだが、それを業務で使うという。

事実、師匠である監督は “絶景のシャッターチャンスを引き寄せる人” であり、それを見せつけられると、どうなっているのか?怖さと興味津々で好奇心いっぱい。

やはり絶景が広がっていると感動するし、それをどうやっているか?監督に質問しても教えてくれない。でも、そのノウハウをどうしても知りたい。

そのようなことを考えながら毎日、仕事をしながらノウハウを考えていた・・・
朝もやと木

この眉間の “きな臭さ” は技術?なのか?

ずっと一緒に仕事をしていると・・・特にロケは役者もスタッフも一緒に各地を転々としていくので寝食を共にします。

そうすると、本当に周りの人たちが何を考えているか?だんだんわかってきて “阿吽の呼吸” が出来てくるのです。

かゆい所に手が届く・・・

海外でもそう。

例えば

パリのシャルル・ド・ゴール空港からフランスに入ってロケを行いロケが終わるとオーストリアに移動してウィーンのVienna空港から入りウィーンのロケ

Vienna空港

終わると、今度はウクライナに移動でキエフのボルィースピリ空港から入りウクライナのロケ、これが終わると、また、ウィーンに戻ってきて、日本に帰国する。

こんな動きをしていると、現地ではフランス語⇒ドイツ語⇒ロシア語⇒ドイツ語と英語を使わずに移動していくわけで、まあ各地でコミュニケーションの混乱がおきるわけです。

こうなると、気心が知れる身内のスタッフで団結するしかない。

さらに現地スタッフとはボディーランゲージで以心伝心(笑)

我々は現地の人から見ると極東の訳のわからない言葉を使う東洋人ですからね・・・でも相手も人間ですから通じるわけです。

それでもウクライナでは自動小銃を突き付けられ、1993年のカンボジア総選挙では、ポル・ポト派による選挙妨害でテロですからね。

こういった現地では土地勘がないので、やはり 危ないところは何となく眉間の “きな臭さ” で感じとっていたのです。

 

「ここに・・・長居は無用だな?」
「こっちとあっちだったら、こっちの方に行くべきだな?」

 

などの判断が必要で世界中で取材する中、人と人のコミュニケーション以上に、まわりの環境を扱うのは大変なのです。

人の場合は、自然と気心が知れ相手が何を考えているか?わかるようになり指示すれば動いてもらえますが、環境はどうやっても、待てど暮らせど何も動かない場合がほとんどです。

それを動かすということは非常に大変で、この 眉間の “きな臭さ” で感じる力が必要になり、自分で対応するしかない。

でも、こういった力は無いよりは、あった方が生き延びられるわけで何の力なのか?

こういった過酷な状況で天気を操る技術も何かの力で出来ていったわけです。

チョモランマからの生中継と同じ状況ですね。

師匠に聞いても天気を操る方法を教えてくれない

それで、折あるごとに師匠である “監督” に「天気を操る方法を教えてほしい」と懇願するのですが教えてくれない。

 

“俺の背中を見て学べ”

 

という感じで撮影に付き合わされる。

いい加減、教えてくれないかな・・・と仕事である過酷な撮影に付き合っていると思ったりするわけです。

監督は、あまりにも理不尽で・・・わがままなので、そのうち怒りで

 

「パン棒で殴り殺してやる」

 

と思うことも、しばしばあって・・・

でも、そのうち・・・これが人間の不思議なもので、だんだん慣れてくると気づき始めるのです。

 

“門前の小僧習わぬ経を読む”

 

のごとく言われてなくてもわかってくる。

引き寄せの波動エネルギーで環境が共有されてくる。

クリエイティブの世界では多いのですが・・・監督と同じ思考をしている。

ノンバーバルコミュニケーションですね。

今日は早朝から予定にない撮影がありそうだな?とか・・・なぜか早く目が覚めて機材準備していると監督から電話があり

「すぐに撮影に行くぞ!機材を準備しろ」

と連絡が入ったりして・・・

感覚的には “虫の知らせ” に近い感じ。

「今日、早朝撮影がある?」

という感じで、眉間の “きな臭さ” ほど危機感がないのですが、やはり兆候がある。

朝もやと城

こんなことを3年ぐらいやっていると、今日ロケハン(撮影場所の下見)した場所に明日、早朝撮影に行くな?と判断できるようになってくる。

これは、監督と思考や価値観がシンクロしてきて “繋がっている感” が出てくるのです。

こうなると、ほとんど武道ですね。

相手の間合いをみる。

でも、実は・・・これが重要でして、撮影でもビジネスでもキモなのです。

 

“成功している奴から学べ!メンターにしろ”

 

という話。

こんなことをしながら3年ぐらいの月日が流れ、それでも “天気を操る方法” をしつこく聞いていたKANに監督も、いよいよ根気負けして撮影している最中に

「お前も、しつこい奴だな・・・感じるんだよ!感じる」

と答えたのです。

衝撃の答え(情景を感じるんだよ)

「えっ?感じるというというのは、どういうことですか?」

「だから、こうあってほしいと感じるんだよ」

この返答に最初、何を言っているか?意味がわからなかった。

「自分が感じて、周りの景色が変わる?」

「何言っているの?この監督は?」

朝もやと草原3

でも、そのまま撮影が進んで、しばらく時間が経つと監督の言っていることが、何となくわかるようになってきた。

まさに

 

“俺の背中を見て学べ”

 

なぜだか情景を感じることに意識を向けながら仕事をしていると、腑に落ちるタイミングがある。

「あっ監督はこの情景をイメージしていたんだ 」

これ、心理学的には “シンクロニシティ” というのですが、当時は “天気を操る” ことは撮影技術の一環と思っていて自分が環境を変えられるとは思っていなかったのです。

ビジネス的には “ビジュアライゼーション” とか “ドリームボード” とかで活用されていますが、これが映像を作ることと同じなのです。

なりたいビジョンをイメージする。

感じる。

すると引き寄せられる。

なんとも不思議でしょう。

そんなの出来るわけがないと思う

でも、そんなこと言っても自分のイメージと周りの環境は関係ないでしょう?と思うわけで

いくら明日、旅行や運動会だからって

「明日、晴れになれ!」

と願っても、イメージしても感じても晴れにならない!

ということです。

これはロケでも同じ。

ではどうするのか?というと晴れにするために整えるのです。

それも自分で・・・

監督は、環境を整えてシャッターチャンスを作っていく。

このあたりの話になると、本当にスピリチュアル的で、だんだん怪しい話になってきましたね。

当時のKANもそう思っていました。

“そんなの出来るわけがない” と思っていたのです。

でも、目の前で、それを実践している人がいる・・・

「何をやっているの?」

「どうやっているの?」

もう不思議で仕方がない。

その後、この摩訶不思議なのことを調べるようになるのですが、まだこの時期は “天気を変える” のはスピリチュアルではなく撮影技術だと認識していたのです。

でも、あとで気づくのですが成功している人は未来の環境を整えてチャンスを作っていっているのです。

整えてチャンスを作って引き寄せる。

全ての物事は最初から決まっていて自分で未来の環境を整えているのです。

そんなこと・・・できるのか?という話ですが、これが意外とできるのです。

で、成功している人は確信をもって整えているのです。

ということで次回に続きます。

(つづく)


《次回の予告》

次回は、天気を操る話ではなく、KAN自身に起きた奇跡的な自己超越の後にわかった、ある衝撃の事実をお話したいと思います。

 


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コメント

  1. […] 「はい・・・門前の小僧で学びましたよ」 ※第2話で “門前の小僧習わぬ経を読む” の話をしている […]

  2. […] ※第2話で “門前の小僧習わぬ経を読む” の話をしている […]

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