【アメリカ人とのパートナーシップ⑥】運命の相手・自分のツインの本当に意味するところは?ー第二弾

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こんにちは。

オトメと申します。☺

今このページに辿り着いているあなたへ、貴重なお時間を割いていただき大変感謝しております。

プロフィールおよび連載ストーリーを読まれた方でもそうでない方でも、きっとこのサイトの何かにご興味を持たれてお越しくださったのだと信じております。

最近ようやくプロフィールおよびオトメのここ数年の激動のアメリカ人生を綴った連載ストーリーが完成し、

気づけば日本、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア、カナダなど方々からアクセスしていただけるようになりました。

オトメと一緒にこれからもアメリカのオトメ日常の疑似体験を楽しんでいただけることを願います😊。

さて今回のコラムは「運命の相手・自分のツインの本当に意味するところは?ー第二弾」についてお話ししてみたいとおもいます。

 

一途に唯一無二の異性を求める私

アメリカ人男性と日本人女性と三人でトリプルな関係を築くー第一弾においては、私オトメが息をつく暇もないアメリカにおけるサバイバルな日々から、元夫の軽い浮気を経て二人目妊娠中に生れて初めての浮気を自分自身もするに至り、そしてそれをきっかけに自分自身にとっての愛、性、そして男女関係とは何なのか、を「ツイン」というスピリチュアルな世界の概念を理解・体験しながら探求するようになりました。

こういった「ツイン」という概念がなかったら、社会的常識や考え方にいつまでもとらわれ、罪悪感の中で純粋に男女愛を探求したり、離婚してもまたどこかで似たような男女関係を繰り返し続けていたかもしれません。

ツイン関係にこだわりすぎるあまりに、逆に日常生活や生活基盤そのものに支障をきたしたり、必要のないドラマを引き起こしたりするといった話を耳にしないわけでもありません。

しかし私オトメとしては、ツインという概念自体が問題であるとは思わず、あくまでこういった考え方というのは男女関係を見直す一つの視点であり、概念をどう自分の中に取り入れていくか参考にしていくかはあくまで本人次第であると思います。

実際私オトメはツインスターであると判定された相手に無理に近づこうとしたおかげで、共同研究のネットワークにひびが入ってしまったわけで、一種の職業生命の危機に陥ったのですから、ツインなんて概念に出会わなければよかった、とそういった概念に身も心も頭も振り回されてしまった自分に対していらだちを覚えなかったといえばウソになります。

しかし、今から考えると、同時にツインという概念の世界にどっぷりと浸ることで、自分という性が喜ぶ人生とは何か、愛とは性とは何か、自分の望む男女愛とは何か、そして自分にピッタリの相手とは一体どんな人間なのか等々をじっくり考えるモチベーションと機会を与えられたわけですし、そういった時間がない生活はどれだけ一見スムーズに運営されているようでも、どこかぽっかりと穴の開いたような虚しさで一杯であったろうと思うのです。

2021年になってからイスラエル人の同僚の女性からの強い勧めにより、アメリカでの出会い系サイトやらインターネットを使って異性との出会いを求めるようになりましたが、その女性はオトメの面白おかしい失敗談を聞いて以来(詳しくはコラム記事参照)、逆に二次的トラウマとなってしまったようで、これまでよりもより一層自分の殻にピッタリとこもるようになってしまいました。

思春期の娘二人を持つ自分には異性との出会いを求めるなんぞ、分のわかっていない行動だ、とかなんとか最後に話した時には申しておりました。

一方で、私オトメのこれぞという異性との出会いを求める一途さは変わらず、結局面白おかしい失敗談の直後に出会った天才マッチメーカーの若い女性からの紹介を通じて、

 

文字通り「これぞ」という唯一無二のオトメにどこからどこまでもピッタリのアメリカ人男性

 

との出会いを見事果たしたのですから、結果から見れば2014以来、約八年の間、オトメにピッタリな唯一無二の異性を求め続けることができたのは、良い意味であきらめきれなかったのはやはり「ツイン」という概念の世界がずっと心の支えになってきたからだと思えてなりません。

この世界との関りがなければ、身も心も魂も八年後にはかなり干からびてしまっていたでしょう。そしてただただ男女関係に幻滅し続けていったに違いありません。

正式に彼氏となったオトメの彼との出会いを果たしてから振り返れば、産婦人科医の先輩同僚との壊滅的な関係、潰れてしまった共同研究計画や妊娠中の浮気なぞ大した話ではありません。

全て彼との出会いに備えての自分との闘い、準備期間であったのだ、とむしろ思えるようになりました。

 

 

もちろん、オトメにとっての唯一無二の男性っていったい誰なんだろうと探求する中で、ツインなんて言う概念に囚われていても現実において実際に心身の交流なくしていかに一人の女として幸せになれるなんてとてもじゃないけど言えないだろう、と何度かその概念から自分の探求を切り離して考えたこともありました。

事実、あるツインのサイトにおいては、男女の恋愛とツインの使命遂行をごっちゃまぜにしてはならない、それは勘違いである、なんて宣言していたりしますから、そうなるとじゃあツインにこだわる理由って何なの?ってなりますよね。

だってやっぱりオトメは素敵な自分にとっての唯一無二の男性と男女愛を育んで現実世界で幸せを二人で築いていきたい、というところは変わらないわけですから。

でも、どんな相手?そしてその相手と現実でどんな風に男女愛を育むの?幸せになるってどんな感じの状態をいうの?と具体的に考え始めると

 

全くと言っていいほど検討がつかない

 

というのが現状でした。

何といってもモデルとなるケースが自分の周りに一つもないわけですから…

ただよく閲覧していたサイトの一つはすでに共同生活を営むツインの男女が運営していたものですから、一つの例としてよく日常の二人の様子をブログから拝見させてもらっていました💦。

そして現実の世界でツインの男女が統合し始めるといったいどんな人生を共に歩んでいくのかも…

そのカップルはともにビジネス活動をするビジネスパートナーでもあり、彼らの言い分としては二人が精神的にそして身体的に愛し合うだけではなく、やはり現実世界においてそれぞれの人生が大事にしているもの、中心に据えているものが共有出来て初めて現実世界でツインの二人が現実を共に築き上げて統合していくことが可能であり意味があるのだ、と再三おっしゃっています。

実はこの点において私オトメは実に強く共感する部分があったのです。

ツインの概念から時たま自分を切り離すようになったのも、特にコロナ禍に入って以来これだけインターネット上の世界が発達し世界のどこに住んでいる人たちともコミュニケーションが簡単にとれるようになった今、魂的そして精神的なつながりというのは霊的にそしてインターネット的に( ´∀` )作り上げていくことが出来てしまうわけで、そうなるとわざわざ同棲したり、一緒に現実を築き上げていく動機とか理由って

 

セックス以外に何?

 

とかってかなり生々しい質問を私オトメの中で問いただしてしまったりするわけです。

例えば、私オトメは世界中の人たちと共同研究を行ったりもするわけですが、中には今まで一度も直接お会いしたことのないそれでもかなり信頼を置いている共同研究者の方とかもいるわけです。

それも電話やメールなどインターネットを駆使して、大体の仕事が済んでしまうからなのです。

また最近になってオトメはやっと四年にわたる離婚同居を終え、アパートで一人暮らしを始めたわけですが、一人暮らしの心地いいことと言ったらありません!

となると、ますますよっぽどの理由がない限り、直接相手と会ったりましてや共同生活を営んだりする気にはならないのですよね。

従って、例のサイトのカップルがおっしゃっている通り、何か自分の生活基盤で重点を置く事柄が一緒、とかでない限り、頻繁に直接会ったり、ましてや共同生活を営んで同棲したりなんて気持ちにはなれません。

もちろん、セックスもその重要な理由の一つだと思いますが、そのツインサイトのカップルがおっしゃっている通り、自分の人生において重点を置く事柄が一緒であれば精神的なつながりもより深まるでしょうし、相互作用でセックスもさらに濃密に(⋈◍>◡<◍)。✧♡、そしていずれは生活基盤を共にしていくのが自然になるほど二人の関係は深まり、文字通りの統合、一体化が進んでいくのでしょう。

 

ついに唯一無二の彼と出会った私

水というのは亡くなってから初めてそのありがたみが分かる、というのと一緒で、暗くて孤独な毎日を過ごしているからこそ初めて心と身体の通じ合える相手の存在のありがたさというものがわかるのです。

ということは、そういった自分を開いていきたいと思う相手に出会ったとしても、その先というもの同じように関係性をとらえるべきなんだと思います。

つまり、ただ自分を開いていきたい相手、自分が献身的になりたいと思う相手に出会ったからといって、そうすればことは解決するというほど世の中簡単ではありません。

これは最近そのような相手が現れ、その相手とどんな関係性を築いていったらいいのか悩んだこの数か月を通じて学んだことでもあります。

 

そう、そうなんですよ。この私オトメはついに自分にとって唯一無二とも思える男性との出会いを紹介所を通じて果たしたのです(詳しくはコラム記事参照)。

自分が人生かけて関係を築き保ちたいなんて思う相手が実際にいるものなのか、いるらしい、というところから、二人は急激に急接近し始めます。

二人の間を阻むものはその時点においては何もなく、二人次第によっていくらでもスピーディに関係を進めていくことが可能となります。

そんな感じで実際に私オトメとそのダンディな彼も忙しい彼のスケジュールの合間を縫ってはやる気を抑えて急接近していきました(⋈◍>◡<◍)。✧♡。

彼のお気に入りの海の家に週末に泊まりに行こう。その時に、彼の40年来の親友も紹介するよ。なんだかすごい展開です。

その時点では紹介を受けてからまだほんの二・三週間といった時点だったでしょうか。お互い緊張する中、なんと初めての夜は気が付けば三時間も経過しており、そして普通であれば相手の存在と反応に気を取られて相手との性交中に中イキすることなんて

 

あり得ない

 

話でもあるんですが、彼が

 

君にはイってほしい

 

と言っているうちに、本当にイってしまったんですねぇ。彼の想いに私の身体が反応してしまったとでもいうのでしょうか。

もともとイきやすい体質ならばまだしも、中イキなぞもう何年も経験しておりませぬ。というか最後にいつ自分が満足のいくセックスをして中イキしたかすら思い出せないほどです。

ましてやまだ会って間もない世代もバックグランドも人種も文化も何もかも全く異なる男性との初夜でまさか自分が三時間も交わった末に中イキするなんて不可能に近い話です。

ツインは魂が通じ合っているとかなんとかよく言われますし、男性側が女性を産みかえていくなんていう話も聞いたことがありますが、まさにそのような体験をさせていただいた初夜でしたね(^▽^)/。

 

実はこの男性とは初めてお会いした時にも不思議な体験をさせていただいております。

私がかねてからずっと行きたいと思っていたレストランでなんと元夫との結婚記念日でもある10月五日にその男性と生れて初めてご対面させていただきました。

その一週間ほど前に紹介を受け、電話で一時間ほどお話ししたんですが、なかなかこだわりが強く頑固そうなそれでいて情に厚い、ずいぶん年上の男性という印象でした。

紹介所を通じて紹介されるとき、お互いの電話番号と簡単な紹介文が用意されるだけで写真もフルネームも教えてくれません。

SNSなどチェックされたり、写真を見ることでまた相手のバックグランドをググることで必要以上の偏見が勝手に出来上がってしまうことを防ぐためだと思われます。

お互いが直接コミュニケーションをとってお互いのことを徐々に学んでいってほしいという願いがこもったシステムに込められているんだと思います。

従ってお相手が私より結構年上であることはなんとなく彼のキャリア度合いからわかっていたのですが、まさか19歳も年上、なんてことは初夜を迎えるまでは彼からも知らされていませんでした。

なので電話を初めてしたときに「あれ、ずいぶん貫禄のある声してるな?」と思ってマッチメーカーの女性に連絡を取ると、「ええと、60代の方ね。」なんて彼女が最初言っていた50代後半からまた随分年齢が上がっているではないですか。

なんか胡麻化されているな、とは思いつつも、彼と直接ご対面したときも私オトメは正直言って仰天してしまいました。

全く正直なところ、

「だれ、このおじいさん?」

ってとてもじゃないですが、ベビーフェイスをもち、体つきも子供っぽい私オトメとは不釣り合いどころかはっきり言って親子状態の二人は周りから見てもデートをしているというよりは、

 

パパ活

 

している、といったほうがよっぽど適切だと思えるくらいでした💦。

 

これはお付き合いしているお相手に対して非常に失礼な発言なんですが、かねてから私オトメは高齢化社会となっていく日本社会を傍で見ていて、

「頑固爺の介護をする余生だけは過ごしたくない」

という断固たる拒絶感を持っていました。

それは正直なところ今でも感じている想いです。

なので実際に彼と会った時に、その年よりぶりに仰天しそしてすごく残念な気持ちになってしまいました。

「ああ、こりゃ無理だわ。紹介制といっても、やはり男性が40代半ばの子持ち女性を求めるというのは老後の介護を期待しているっていうことの代名詞みたいなもんなんだな。」

と、それまで自分の中ではバラ色であった紹介制を通じての初めての出会いとデートは自分の中で静かに音を立ててガラガラと崩れていったのです。

「ううーん。どうしよう。どうやってこの場を失礼のないように乗り切ろうか。」

そんなことを高速で探っている一方、お相手の男性は

「どうする、何を食べる?緊張しているかな?」

なんて呑気なものです。

私もさすがにドン引きしていたので、女性らしく首をかしげて可愛く「どうしよっかな(⌒∇⌒)♪」といった反応もできず、

「え、あ、はい。えっと…」

ととりあえずひきつった顔でメニューを手繰り寄せて、約束した通りにチーズのアントレと赤ワインを二人で頼みました。

心の中は完全に動転していたために、二人でシェアしているチーズカッターに口をつけてしまったりと、食事のマナーも減ったくれもなく、まあ相手の男性からすれば緊張しているのかな程度で済んでいたとは思いますが、私オトメは普通にふるまうのすら辛いというのが正直な気持ちでした。

shallow focus photography of meat with vegetables

 

ところが、数分彼とお話ししているうちに、彼の話し方や特に口元に限りなく惹かれている自分がいることにハタと気が付いたのです。

「この男性にキスされたい。」

とか何とか思ってしまったわけですね。

実は私オトメは初対面の、しかも出会ったばかりの白人男性に対してそのような性的な親近感を感じたことはそれまでありませんでした。

例えば、元夫も白人男性ですが、最初出会った時に一緒に柔術の合宿に参加していたのですが、彼の柔術をしているときの真剣なまなざしに惹かれてしまったわけです。

また他にも同年代の白人男性で一見堅物にみえた相手が実は繊細な部分を持っていたり、自分に対して柔らかい人間的な部分を見せてきたりすると、そんな相手に惹かれたりしたこともありました。

ただそういった惹かれ方は男性という性的魅力を相手に感じてのことであったことは確かなんですが、自分が相手に対して「そそられて」いたかと聞かれれば、必ずしもそうではなかったのではないかと今では思います。

自分が相手にそそられるというのはつまり、性的魅力を相手に感じるだけでなく自分が目の前にいる相手と性的に絡みたいという欲求を感じる、ということになりますね。したがって先ほども言いました通り、

 

性的な親近感を相手に感じる

 

っていう言い方が一番しっくりくるかと思います。

 

そんな自分の反応に少し驚きながら、心の中で徐々に「これならいけるかも」という希望が湧いてきました。

そしていろいろな話をごく自然に楽しんでいるうちにふと周りを見回すと…

 

誰もいない

 

そうなんです。周りにあれだけにぎやかにお客さんであふれていたにもかかわらず、気が付けば私たちだけになっていたのです。

少し焦って

「今、何時でしょうか。」

と彼に聞くと

「夜の11時だよ。五時間くらい話してるね。」

「ええーーーー!!!」とばかりにびっくりして反射的に立ち上がり「と、トイレ行かなきゃ。」とかなんとか言って焦って周りのスタッフの人に対して取り繕ってしまいました。

まるでそんな長い時間が過ぎたなんて感覚は微塵もなかったんですね。

しかも、その間飲酒していたにもかかわらず、ただの一回もトイレに立とうなんていう気にもなりませんでした。言ってみれば、

 

完全に時間的そして物理的感覚が無くなっていた

 

五時間だったわけです。

 

 

身も心も彼にまっしぐら

身も心も文字通り彼のとりこになり、激しい年齢差をはじめとするありとあらゆる差に戸惑いながらも私たち二人は急接近していきました。

彼のビーチハウスに週末をかけて泊まりに行き、彼の40年来の親友夫婦との時間とお食事を楽しんで、ものすごい刺激を受けながら、帰り道は彼に手を握られながら車の中でずっとウトウトしていました。

それでも身も心もある意味極度の緊張状態にあったせいか、週末かけてなんと

 

一度もオナラおよび大便をしなかった

 

のでした…

実は私オトメはものすごい便秘症であり、アメリカに来てから大学院生の間はまともな健康保険など持っていませんでしたから、こと日常における自分の健康状態となるとかなり敏感に反応します。

まるで海でいう凪の状態のように、おなかの辺りは一応毎日いろいろと彼に素敵なお食事に連れて行ってもらっていたにもかかわらず、ウンともスンいいませんでした。

そして彼のアパートに戻ってからももう一度彼のベッドで愛し合い、ソファでゆっくりしてしばらくたった後、なんと彼が急に

「ねえ、明日から仕事で忙しいんだ。もう帰ってくれる?」

「え?!(つうか、今晩こんな夜遅くで泊まらせてくれないの?)」

また時間的問題のほかにも、実はちょうど借りたてのアパートに移る前の日だったので、その晩に変える場所はもと離婚同居していた自分のうちということになります(詳しくはコラム記事参照)。

 

かなり戸惑いを覚えながらも、せっかくいい気分でいるのに、家に帰ったとたん嫌な気分になるのもどうかということで彼にお願いしてもう一晩泊まらせてもらいました。

しかし…これが実はのちに雪崩式に悪化した悪夢の始まりでもあったんですね。

え?そんな、身も心も磁石のプラスとマイナスが引き合うようにピッタリなお二人がなんでまた…なんてこれを読んでいるあなたは首をかしげたことでしょう。

実は私はこの男性とは今現在お別れした後の状態なんです💦

すみません、素晴らしいハッピーエンドを期待されていたとは思うのですが…

まあ、ツインとか運命とかっていう相手の場合は、お互いがどれだけお互いをつき離したとしてもまたいずれ戻ってくるなんて言う話もあるようですがね。

まだまだその辺は私オトメもなんせ何から何まですべて初めての経験なので、発展途上の段階でございまして、残念ながら間違っても経験者は語る、の領域には達しておりませぬ。

従って、これからまだまだ巷で言われているような何が何でもまた戻ってしまう二人、つまりツインな二人という状況も無きにしもあらず、ではあります。

一寸先は闇、と言いますように、要するに私オトメ自身のことに関しても一体何がどう転んでどんな展開になるのか見当もつかない、というのが現状ですね。

right human hand

 

何はともあれ、その日は泊まり、そしてまた次の週末にも友達に頼まれてしていた犬の世話をしながら、自分の家と彼の家の間を行ったり来たり、と。

一つ気が付いたのは、これは年齢差からくるものでもあるのかもしれないのですが(いえ、何せこの男性は20歳近くも年上ですから)、彼といる時間は楽しいのですが当時彼を悩ませていた腰痛のこともあり、結構身体を動かさないでいる時間が多いんですよね。

ソファに座って映画を見たり、フットボールのゲームを見て解説してもらったり、とそして車でどこかに行って座って食べてまた戻って云々、とこう言っては何ですが、

 

セックス以外に二人でする運動がない

 

というのが現状でした。

と思いきや、いきなりその後になって彼が最高財務責任者として経営している会社でコロナ禍の影響から売り上げが一気に下がったこともあり、彼自身が仕事関係でおしりに火が付いたようになってしまいました。

一体何が彼に起こったのか、まったく理解できなかったために、自分は自分でマイペースに彼と会えない週末など自分の好きなタンゴの踊りをしに集まりに参加したり、人に会いに行ったりしていました。

彼自身2021年の年末にかけて突然会社が忙しくなったために出張がかさなり、その中でまたコロナのオミクロン株が出現したりしたせいで、カルフォルニアで一人暮らしをする精神不安定で定職に就けないでいる娘さんをサポートしに訪ねることもできず、

そしてタイミングの悪いことに(?!)私オトメも日本の実家に預けている息子たちに会いに年末年始の静かな時にアメリカを出ていたので、実は2022年に入ってからも彼と会った回数は数えるほどしかありません。

よく、仕事が忙しいというのは男性の場合に女性から逃げるための口実だなんていいますが、彼の場合は実際に大変だったようです。

そして今現在も二年後に待ち受けている退職に向けて自分が望む成果を出そうと奮闘していらっしゃるのだと思います。

しかし、あまり彼と会えない中で、実際に会える時は一回一回のセックスは前よりも盛り上がるようになり彼も徐々に持続するようになりましたので、セックスだけしか運動する機会がないとしても

 

身体の奥底からぐったりとディープなリラックス状態

 

に陥り、最後のほうに会った時は週末のそれぞれの日一回ずつセックスをするだけで充分なほどまでになりました。

しかしながら、それと同時にお互いに対する甘えや彼の中に眠る女性に対する不信感・仕事で被るプレッシャーなど数々のカルマが浮上することによって、

セックスをする以外に二人が最初に会った時のように何時間も時を忘れて話をするなんてことはもうありませんでした。

もちろん会話はしているのですが、私オトメが段々と相手に気を使い始めてしまい、そのうち自分の話なぞしても忙しくてドラマチックな彼の人生に比べれば大したことのように思えてこなくて、結局だんだんと自分を相手に精神的にさらけ出すことも躊躇するようになってしまいました。

そうすると、不思議なもので精神的に相手に遠慮しているがために、身体も前ほどセックス中に快楽をむさぼることが無くなっていったと思います。

その代わりと言っては何ですが、先ほど述べた通り一種の瞑想・ヒーリング的な要素を含めた類のセックスへと移り変わっていったと思います。

まあ、もうこの時点でご想像はつくかと思うのですが、結局彼は仕事のことで大変になると感情の起伏が激しくなり、非常に傲慢でわがままになってしまうようです。

いやこれは別れたほうが今のところは正解だな、と思わせる事件が起きたのは実は一週間前のことでした…

 

 

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