【釈迦-第08話】振り返れば、奴がいた! ~あまりにもアバウトすぎる年下上司の対応にびび太困惑~



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「新・釈迦~」の連載も第08回を迎えました!

2つのブログランキングを設置させていただいておりますが、今この時点でのランキングが、

 

  • にほんブログ村:18位
  • 人気ブログランキング:51位

 

となっています。

スピリチュアル部門は、競合ブロガーさんがゾロゾロとおりますので、険しい道のりだということはある程度想定していたのですが、7年前に比べると完全にスマホが当たり前の世の中になっていますから、シッカリとブログで情報発信されるお方も増えていますねぇ~…。

もうここは、あなたのお力に頼るしかありません!*^^*

どうか、本当にブログランキングの2つの広告バナーへのクリックをよろしくお願いいたします。m(__)m

 

さて、新釈迦ですが、久々に読み直してみるとやっぱりまだまだ私自身の表現が稚拙だなと思う部分があったり、表現に手を抜いている部分があったりしていて、この部分は改修を加えています。

それから、当時の日本のビジネスシーンと、今現在のビジネスシーンの違いがとても露呈されてしまっていると感じています。

と同時に、今、この連載ストーリーをお読みになられている方々が、今現在、どんな生き方をされているのかということも気になりますね。

私は、最初に釈迦を書いた時は、バリバリのサラリーマンでした。

1日の中の拘束された時間の中で、僅かな時間を見つけてコツコツを釈迦を書き進めて来ました。

今、私は釈迦を書く時間は、比較的作れるわけですが、それでも、当時の自分自身とは違ったステージに居る自分が居て、思うほどブログを書くことに時間を割くことが出来ていません。

つまり何が言いたいのかというと、“ブログを書く” ということは、簡単そうで簡単ではないと思うわけです。

でも、ここでハッキリと申し上げておきたいのは、“ブログ(=ストーリー)は書いた方がいい” ということです。

ブログ(=ストーリー)が、これからのあなたを守ってくれます。

あなたのファンが必ず1人1人と増えてきます。

そして、あなた自身のコミュニティーが生まれます。

こんな素晴らしい世界は無いと思うのです。

私は、この『vivitter.com』のサイトを作る時に、真っ先に書き始めたコーナーが「完全ブログマスター講座」です。

この「完全ブログマスター講座」こそが、今、あなたがお読みになってくださっている『新・釈迦~』を作る上でのノウハウを全て無料で公開しているのです。

是非、あなたのストーリーも私に教えてください♪♪^^

ご連絡をお待ちしております!!

 

では、新釈迦の連載の続きをお届けしますね♪

まずは、いつものように前回までのあらすじからスタートします。

 


《前回までのあらすじ》

12年前に履歴書で足切りされた大手外資系企業から、34歳で突如ヘッドハンティングされたびび太。
しかし、彼は日本の大手一部上場企業の社員として高い評価を受けていたため、転職なんてするつもりは無かった。
ところが、何かの魔に差されたかのように、びび太はその大手外資系企業へ転職を決めてしまう。
佐賀県での研修からスタートしたこの会社で見たものは、社員のハイレベルな実力であった。
その中でも群を抜いた実力の持ち主『中田健二』がいた。
中田は、びび太の高校の3つ年下の後輩であり、びび太よりも偏差値の低い学科出身。
しかも、びび太は学卒、中田は高卒というのにも関わらず、完全なる実力の違いを見せられた上に、なんと中田はびび太の上司となったのだ。
福岡支社に出社しても、中田の威風堂々とした存在に圧倒されるびび太。
この先、びび太はどうなる?この会社で果たしてびび太は生き延びることができるのか!?


福岡支社、初出社の続編をお届けします!!

 

日本オラ●ル 福岡支社 初出社時の最初の洗礼仕事

 

「おっはよぉ~♪」

 

中田さんのあまりにぶっ飛んだ出社ぶりに、私は動揺を隠すのがやっとであった。

しかも彼は、自分のことを、この会社で “健ちゃん” と呼んでOKと言うのだ。

3つ年下と言えども、会社組織の中で私の上司となった中田さんのことを、今までのように “健ちゃん” と呼べるほど、私は無神経な男ではない。

 

「いえ、中田さん、それは無理ですよ。
これから私は、中田さんと呼ばせていただきます。」

 

ここは、冷静にこのように返した。

 

「あ、そっすか。
まあ、びびっさんがやりやすいように
やってもらえればいいっすよ。」

 

そう言って、中田さんは、サッと自分の席に着き、ヘッドホンを外してパソコンの電源を入れた。

その後から続々と他の社員が出社してきて、最後に江崎支社長が出社して来られた。

江崎支社長は席に着くなり、すぐに私達に声を掛けた。

 

「今年度の仕事始めなので、
皆さん、朝礼しましょう。」

 

こうして、この支社での最初の一日が始まったのであった。

朝礼が終わり、まず最初に私が始めたことは、社内の各種手続きを行うことであった。

ふと机を見ると、ノートPCの隣に社内封筒が置いてあった。

封筒の中を開けると、“ご入社おめでとうございます” と書かれたレターが1枚あって、次頁から入社の手引き書が数枚ほどホッチキスで留められていた。

その手引き書に沿って、パソコンを操作するのが最初の私の仕事なわけである。

パソコンの電源を入れ、早速作業を開始した。

ところが、ここで大きな壁にぶち当たってしまった。

それは、手引き書は日本語だったのだが、パソコン起動後にモニターに映し出された画面は、すべてが英語だったのである。

よく見ると、パソコンもどうも海外仕様のようで、○○○・コーポレーションという米国の本社から出荷されたもののようである。

なので、当然、初期状態はUS仕様というわけだ。

ちなみに、当時の私は、あまり英語が得意なほうではなかった。
※今でもやん!って突っ込みは止めてぇ~^^;;

10年前のこの頃は、元・富○通ということですっかり和製エンジニアに仕上がっていたため、このカルチャーの違いに、いきなりの洗礼を浴びてしまったわけである。

後ろの津川さんを見ると、もうすっかり自分モードに入っており、とても何か話し掛けられるような状態ではなかった。

他の社員の方々も、サッと朝の事務作業を済ませて顧客先へ出掛けようとしていた。

そして、中田さんはというと、なんと、ヘッドホンを掛けて音楽を聴きながら仕事をしているではないか!
※マジっすよ^^;;

 

ちなみに、ここの支社は、営業が半分、技術が半分といった構成であった。

私は技術で採用され、この会社での職種は「プリセールスエンジニア」と呼ばれるもので、ソフト販売前の営業支援を行う技術者のような立ち位置であった。

「”プリセールス” という言葉なんて聞いたことがない」という読者の皆さんもいらっしゃるかもしれない。

このORA●LEというソフトウェアは、最上位バージョンで1ライセンス500万円はする。

そこに、年間保守が22%発生するため、1ライセンスが成約出来れば、年間110万円の継続収入が見込めるのである。

日本オラ●ルは、これを代理店展開させていた。

私達は、エンドユーザがお客様というよりも、代理店様が神様なのであった。

そうそう、日本オラ●ルの名刺も既に出来上がっており、

そこには、しっかりと、

 

「日本オラ●ル株式会社
 福岡支社 プリセールスエンジニア
 マネージャー 美々 びび太」

※ヤバい、私の苗字(美々)を
初めて公開しちまった…^^;;

(「野比のび太」からパクってる?
というツッコミは
無しでお願いしします!!)

 

と書かれていた。

この名刺を見て、私は少しだけ優越感に浸った。

なんといっても、12年前に履歴書で門前払いされた会社なわけである。

それでも、この会社のデータベースというソフトウェアに魅力を感じ、長年技術を追求して、ようやく念願が叶って入社できたのだ。

しかも、ヘッドハンティングなわけなので、誰だって有頂天になると思う。

名刺の肩書きは、“マネージャー”

当然のことだが、ヘッドハンティングということで、年収は富○通時代の1.5倍以上の契約金を積んでくれていた。

しかし、このことは今、目の前に立ちはだかる問題を目前にして、小さなミクロな世界のおとぎ話となっているわけである…。

抜け道のない現実が、重く私に圧(の)し掛かってきている…。

ゴールが見えず、先に進むことの出来ない壁がそこにはあった…。

全てが英語で映し出されたパソコンの画面で、私はもがき苦しんでいた…。

これは、地獄以外の何物でもなかった…。

 

  • Name
  • Address
  • Telephone
  • Family Parsons

 

この程度ならまだ良しだが、、

 

  • Former Job
  • Job Category
  • Career


 

この辺りから、徐々に回答が難解になってきていた…。

私は大きく深呼吸をして、一つ一つの単語を翻訳ソフトで訳しながら、アンケートに答えていった。

 

(「一体、こんなアンケートが
何ページ続くんだろう…」)

 

1ページの画面右下にある「NEXT」ボタンに辿り着くまでに、かなりの時間を要しながら、私は目の前の難関を潜(くぐ)り抜けようとしていた。

ちなみにお伝えしておくと、自分で言うのも何だが、私は仕事はむちゃくちゃ速い。

プログラムも1日に数百ステップ、数千ステップを、あっという間にコーディングしていたし、ドキュメントも瞬速で書き終えていた。

何か問題が生じると、誰よりも速く原因を突き止め対策を打っていた。

顧客との交渉事も得意中の得意で、富○通での売上もダントツ群を抜いていたのであった。

そんな私だったが、英語となると途端にスピードがガタ落ちしてしまうのだった。

アンケートを5、6ページほど回答したところで、ようやく最後の質問に辿り着いた。

以下が、最後の質問であった。

 

  • Salary Account (給与口座)

 

これに答えて、画面右下の「END」をクリックして、入社時に必要なアンケートへの回答が完了した。

と思ったのだが、、、最後の最後で、私にトドメの一発が画面上に現れたのだった。

 

“Confidentiality Agreement”

 

と、書かれたそれは、『守秘義務契約』と呼ばれるもので、契約社会の米国企業では当たり前の儀式であり、社員と言えども会社側としっかり雇用条件を締結させることが常識なわけである。
※まあ、日本の企業も普通に契約書は交わしますけどね…^^;;ちなみに、私が経営している自分の会社は契約書なんてありません。基本自由です。出社時間も服装も副業も全部自由w眠くなったら寝てもOKwwやりたいときは心落ち着くまでとうぞって会社でーすwww

これは、完全にギブアップだった。

その時、後ろから誰かが私に声を掛けて来た。

 

「びびっさん、お昼っすよ!
なんか食べに行きましょ♪」

 

 

流石、外資系企業の部長!?中田さんのアバウトすぎる対応に更に頭の中が混乱してしまうびび太・・・

 

振り返ると、そこには中田さんが紺色のダッフルコートを着て立っていた。

 

「え?あ、もうお昼ですかっ…。」

 

時計を見ると12時を回っていて、みんな外に昼食に行こうとしていた。

 

「あ、でも、私、、
最後の契約文面を
読み終えてなくって…」

 

「ああ、そんなの
どうでもイイっすよ、適当で。
僕も中途採用ん時、
何も意味がわかんなかったんで。」

 

「え?そうなのですか…」

 

「当ったり前やないっすか、びびっさん。
僕ら同じ高校なわけっすから、わかるっしょ。
あ、びびっさんは、大学出てましたっけね?
失礼しました(笑)」

 

そうなのだった。

私達が卒業した高校は、県立でも出来の良い高校ではなく進学校でもなかったため、英語が得意な生徒は皆無に等しかったのだ。

大学を出たからと言って、英語が話せるようになれるわけがないこと位、中田さんは知っているはずである。

私のパソコンの前に、サッと身を乗り出し、画面を見た中田さんは、、、

 

「”I Agree” (同意する) の
ボタン押しちゃいますねっ!」

 

そう言って、パソコン上の画面に表示された[I Agree]ボタンをマウスでポチっと押して、ササっと扉の外に出ようとした。

私は、慌てて椅子の背もたれに掛けていた上着を着て、急いで中田さん達の後を追って、初めての一緒の昼食に出掛けたのであった。

そして、そこで見た昼食の光景が、これまた凄まじくて・・・

 


■今回のワンポイント

  • 英語力は絶対に必要です。^^;;

 


 

 

(つづく)

 


《次回の予告》

いやぁ~、早く先の展開へ駒を進めたいです!
あなたもきっと気持ちだと思います。
決して焦らしているわけでないんですよ…。^^;;
僕が堕ちていくことを忠実に再現するには、今回のような記事も欠かすことができないのです。
ご理解くださいませね。^^;;
ボチボチ、びび太君、落下していきますのでww
さて、次回ですが、この大手外資系の社員達のゴージャスなランチぶりをお伝えします。
そりゃもう、、ヲイヲイって感じですよー
次回以降もお楽しみに♪♪^^


 

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