【アメリカ関係の時事ネタ:2021.7.29】シモーネ・バイルスの東京オリンピック途中辞退についてー個性と色気

こんにちは。

オトメと申します。☺

今このページに辿り着いているあなたへ、貴重なお時間を割いていただき大変感謝しております。

プロフィールおよび連載ストーリーを読まれた方でもそうでない方でも、きっとこのサイトの何かにご興味を持たれてお越しくださったのだと信じております。

最近ようやくプロフィールおよびオトメのここ数年の激動のアメリカ人生を綴った連載ストーリーが完成し、

気づけば日本、アメリカ、オーストラリア、フランスなど方々からアクセスしていただけるようになりました。

さて今回のコラムは今真っ盛りの東京オリンピックにおいて、早々に途中辞退を表明したアメリカの体操選手、シモーネ・バイルスの時事ネタを基に、個性と色気についてのお話をしてみたいと思います。

 

シモーネ・バイルスの東京オリンピック中に起きた途中辞退

今や体操の世界において、彼女を超える女性選手は現れないだろうとまで言われている天才体操選手であるシモーネ・バイルスさんですが、彼女はアメリカを代表する東京オリンピック出場選手です。

 

彼女が演技をしている最中は、他の選手が一斉に動きをとめ彼女の演技を見守る、とまで言われるほどダイナミックで迫力のある演技をする選手です。

私オトメもYouTubeなどで彼女の演技を拝見しましたが、確かにものすごい迫力でした。バランス感、跳躍力、技術力、堂々たる自信など、どれをとっても天才的な体操選手そのものです。

跳躍力に関しては、フィギュアスケートで昔活躍されていた伊藤みどり選手を思い出すほどであり、自分の背丈以上の高さまで跳躍してしまう姿は圧巻です。

しかし今回の東京オリンピック中に彼女は突然に途中辞退を決意してしまわれたのです。

確かに今回の演技のさなかで、床の演技中にバネが強すぎて床の外に飛び出てしまったり、鉄棒の演技を終えて床に着陸した瞬間にバランスを崩したり、と、彼女らしくないミスを繰り返していました。

彼女曰く、「このまま無理して演技し続け怪我でもしたらとんでもない。自分には今ゆっくりとした休養が必要だ。」ということでした。

どうも無理をしていると感じた主な理由は、コロナ禍で大騒ぎの中東京オリンピックが行われたこと、それに伴う不安感やプレッシャーにより精神的に不安定な状態にあったことなどが挙げられるようです。

途中辞退宣言のインタビュー中に彼女は「私みたいに大きく期待をかけられている選手がこういったオリンピックのような歴史的な試合の舞台から自分の意志で途中辞退することだって十分あり得る話だし、そうしたっていいのだ、それより自分の心身の健康を優先してもいいのだ、ということを自分以外の選手にも伝わればよい。」といった殊勝なコメントを残しています。

結局彼女が途中辞退をしたおかげで、アメリカチームは銀メダルを勝ち取るに至りました。金メダルは絶対だろうと誰もが確信していたおかげで、この事件は本当に予期しなかった結果を導いたのです。

 

この事件に対して、23個も金メダルを獲得したアメリカの元オリンピック選手であるマイケル・フェルプス氏は「オリンピック選手というのはとんでもないプレッシャーの中で競技に臨むわけであり、彼女の葛藤を想うといたたまれない気持ちになる。」とコメントしていました。

アメリカのニュースではとくにシモーネ・バイルスの途中辞退に対する批判の声などはなく、マイケル・フェルプ氏が代弁したように、どちらかといえば理解を示すような見守る対応を示しています、

が、それもそのはず、彼女の所属していたチームの元コーチ、ラリー・ナサール氏から性的虐待を受けており、最近児童ポルノ所持の罪もかねて終身刑が言い渡されるという事態にまで及んだ今、彼女の中でずっと眠っていたトラウマが爆発しそうになっていたのです。

最近アメリカにおいても、こういった権威のある人間から受けた性的虐待の被害者たちが声明に及ぶケースが劇的に増えています。

ついこの間まで大統領であったトランプ氏に対してもいろいろな声明が上がっていたのも記憶にまだ新しいですね。

史上最強のスイマーと言われているフェルプ氏も両親の離婚により父親との関係において随分悩んだそうですが、ある意味で自分の人生における辛い出来事を体操や水泳に没頭し、一時的にも忘れ去ることで彼らは何とか正常さを保ってきたのかもしれません。

でもそれをバネにオリンピックにまで出場できてしまう彼らってそれはそれで凄いですよね。トラウマがよほど彼らに影響していたということもあるのかもしれませんが、とびぬけた身体能力と集中力・忍耐力が彼らをずっと支えてきたのでしょう。

 

一人の人間が自分自身と戦い続ける姿

アメリカという国と文化において私オトメがとても好きな部分があります。

これは歴史深い日本や他の国においては中々みられない、

 

個性に対する徹底した敬意

 

なんです。

 

歴史深い国というのは、日本もそうですが、国自体の文化や個性がはっきりしている分、個人が表現する個性に対する敬意はそこまで強くないかな、と思います。

たとえば、50年に一度その時のアメリカ大統領に手渡されるかどうか、という軍人さん用の名誉勲章(Medal of Honor)なんてそのいい例だと思います。

 

多くの受賞者はこの世を既に去っていたり、半身不随になっていたり、ということが多いのですが、周りの人間の証言や証拠をもとに徹底して調べられた結果、受賞が決まるという最高位の勲章です。

自分の命と引き換えに、とまではいかなくとも、もう先の見えない状況のなかにおいて自分の所属する部隊にとって最善策を尽くした、完全に利他主義に基づいた行動を称える勲章だそうです。

自己犠牲的な精神というのはどの国においてもどの時代においても文句なしに称えられる言動であるとは思いますが、アメリカのこういった勲章の意味するところは、己を犠牲にして他人に尽くした、という部分ではないと思うのです。

アメリカという国が最もひれ伏す瞬間、それは

 

個人が己の誇りをもって行動するとき

 

ではないかと思うのです。

 

自分が本当に自分の考えと判断を信じ、それを実行する、そういった誇り高き個人の行動はこういった名誉勲章などの形を通して歴史的に記録され、多くの人の心をうつようです。

むしろ、自分を犠牲にして他人のために尽くす、といういわゆる自己犠牲的な行動はアメリカにおいては得てして相手を混乱させ、むしろ息苦しく感じさせてしまう可能性すらあります。

なぜなら自分のせいで相手が苦しんでいる、と逆に罪悪感を感じてしまったりするからです。みんなが明るく楽しく元気でその場で活躍していることが全員の望むところなのです。

もちろん皆が皆絶対にそうである、とは言いませんし、ナサール氏のような精神異常者も多く存在するのも事実ですが、国全体の雰囲気として皆それぞれが積極的に参加し貢献することを良しとする文化があるようです。

 

今回のバイルスさんの東京オリンピックに際しての途中辞退宣言およびナサール氏をめぐっての辞退理由の過程を考えてみても、バイルスさんを思いやる声や彼女の勇気ある行動を称える声の方が多いのではないでしょうか。

個人が自分の想いに忠実にそして自信をもって従う、誇り高い行動というのはその個人の持つ個性を際立たせ、その人の人間力や人格が表現される瞬間でもあります。

従ってそういう行動にエールを送る傾向にあるアメリカ文化というのは基本的に「個性に対する敬意」が強いという特徴があると思います。

 

日本人でいう最近の例、渡辺直美さんのハリウッド進出

うら若き芸能人女性である、渡辺直美さんが最近ハリウッドと契約を交わした、なんてまだ記憶に新しい話ですよね。

彼女の好きなビヨンセさんと同じ事務所入りが決まったそうです。

夢は土曜の夜の人気コメディ番組である「サタデー・ナイト・ライブ」に出演することだそうですね。

 

彼女だったらなんだかそんな日がすぐにでも来そうです。

日本では吉本興業出身のお笑い芸人さん、というイメージのほうが強いですが、実は彼女こそこの記事で話している個性ギンギンなる女性の一人でもあるわけです。

いつだかアメリカに拠点を移す前に行ったニューヨークでの舞台をしたときなども、アメリカ人に大層ウケていたそうです。

日本の笑いのセンスがアメリカでもウケるのか、とあなたは思っていらっしゃるかもしれません。

しかし私オトメはまた少しだけ違う解釈をしているんです。

それはモノマネをしたりお笑いのネタで舞台を笑わせている

 

個性豊かな彼女が魅力的

 

である、ということです。お笑い芸人としてではありません、もちろんその技術も手伝ってですが、女性としての色気に満ち溢れているのだと思います。

ええーー、でも渡辺直美って男ウケするとかそういうキャラじゃないじゃーん、って日本にいる方だと思うかもしれません。

しかし、アメリカに20年以上もいて、自分の道を開拓してきた私に言えることは、自分の個性を武器に自分らしい人生を切り開いている人間は、アメリカ社会においては異性から見るととてつもなく魅力的だ、ということなんです。

ニューヨークでの舞台を見たアメリカ人男性の多くは、渡辺直美を純粋に色気たっぷりの魅力的な女性として見ていたことでしょう。

同世代の日本男性にこの話をしたことが一度あります。彼曰く、「アメリカ人てわかりやすいのが好きなんじゃん?」ということらしいです。

単純で奥ゆかしさの良さなどはきっとわからない人種なのだろう、ということだとは思うのですが、彼の言いたいことはわからないでもないです。

確かにアメリカ人は新しモノ好き、派手好き、単純でわかりやすいのが好き、という傾向は十分にあると思います。

ただ、20年以上在米して、ありとあらゆるアメリカ人の方たちと交流させていただいた結果言えることは、

 

奥ゆかしい人間は何人だろうと奥ゆかしい

品格のある人間はどんな背景を持っていようと品格がある

 

ということです。結局その人の生き様や「こうありたい」という自分への主義、すなわち個性、がその人の奥の深さや品格を決定づけているのだと思います。

例えば、私を研究者として育ててくださったドクター・大臣(詳しくは連載ストーリーを参照)はオバマ政権の大臣の一人であった方ですが、彼の人を動かし自分のなすべきことをやり遂げる意志と政治力は圧巻そのものでした。

最近研究を通じて知り合ったアメリカ人の白人男性、元特殊部隊さん(詳しくはコラム記事参照)の言動もよおーく考えられた上に強い意志と共に繰り出されていると思います。

このように自覚をもって生きている人たちというのは、一見親しみやすく穏やかであり静かではありますが、やはりどことなく威厳をたたえているので、私オトメもどことなく相手に脅威を感じまたとてつもない敬意を感じたりするのです。

もちろん渡辺直美さんのほかにも私オトメは日本の個性豊かな方たちと主にインターネットなどを通じて出会うことができました。

特に2020年に入ってのコロナ禍以来、私オトメも20年以上にわたるアメリカでの過激な人生にちょっと疲れてしまいまして、自分を見つめる時間を作ると同時に、今まででは考えたこともなかったようなインターネットのブログを通じての日本の人たちとの出会いを果たすに至ったのです。

もちろん日本のブログなどよく観覧してはいるのですが、実際にブロガーの人に自分から連絡を取ってみるとか、考えたこともなかったのです。

どうしてですか?と聞かれると…特に理由はございません。

私が頻繁に観覧していたブログの一つが「女性の自立を応援するラインコミュニティ」というサービスを提供していました。

月3000円ほどの会員費でいろいろな情報が手に入り、日本の同年代の男女の実情についても知ることが出来、そしてありとあらゆるネットワークやサービスで盛りだくさんのこのコミュニティには精神的に干からびてミイラ状態になっていた当時のオトメには相当な刺激と癒しになったと思います。

 

あれだけ日本にいた時に自分の居場所がないと悩み、アメリカに来ても結局同じことで悩んで人生が嫌になっていた最中だったのですが、まさに自立した女性としてこのラインコミュニティは自分にぴったりの場所だったと思います。

そして、今ではそのラインコミュニティを経営する方たちと随分親しくさせていただき、彼らの多層に渡るクリエイティブなネットワークビジネスと私オトメのアメリカでのキャリアと経験をどう組み合わせ、アメリカで楽しい事するか、なんて毎日のように語り徐々に準備を進めているところです。

何しろ彼らの目的は女性の社会的経済的そして精神的な自立を応援することですから、私オトメみたいなブルドッグソースくらい濃い個性を持ち合わせた女性に対しても大層寛大でいてくれます。

むしろそういった個性をこういうブログや彼らのネットワークを通じてどう生かしていくか、彼らはむしろブルドッグソースくらい濃い個性を歓迎しているようにさえ見えるのです。

というか、独自のネットワークを作り、社会的にも経済的にも自立している人たちですから、彼ら自身もかなり日本社会では個性的な存在なのではないでしょうか。

 

 

※このラインコミュニティにご興味がある方は、波乱万丈で神秘的な人生をおくり、のち精神的豊かさを経済・人生の豊かさへと具現化させ、オトメを絶望の淵から心身ともにそして経済的に見事に救ったカウンセラーおよびリーダーの人生音声レター「びび太の部屋」公式ラインにぜひ登録してみてくださいね(音声ダウンロードには800316uを打ち込んでくださいね)。

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