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こんにちは。
オトメと申します。☺
今このページに辿り着いているあなたへ、貴重なお時間を割いていただき大変感謝しております。
プロフィールおよび連載ストーリーを読まれた方でもそうでない方でも、きっとこのサイトの何かにご興味を持たれてお越しくださったのだと信じております。
最近ようやくプロフィールおよびオトメのここ数年の激動のアメリカ人生を綴った連載ストーリーが完成し、
気づけば日本、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア、カナダなど方々からアクセスしていただけるようになりました。
オトメと一緒にこれからもアメリカのオトメ日常の疑似体験を楽しんでいただけることを願います😊。
さて今回のコラムは「アメリカにいる浦島花子がインターネットで同年代の日本人と仲良くなった過程」についてお話ししてみたいとおもいます。
2020年に世界の片隅で宙ぶらりん状態
私オトメはかれこれ2000年より20年間ちょっとアメリカで生き延びてきてしまったサバイバーです。
そして一応これでもバツイチ子持ちの40代半ばの女性です😊。
勉強ができず、勉強が大嫌いで、何か面白い生き方はないか、と就職大氷河期であった日本を2000年に脱出したあと、
勉強ができる → アメリカでの研究者キャリアを築く
のではなく、
生き延びるために仕方なく勉強して → 気が付いたらアメリカ政府に認められる研究者
になってしまっていたような人間です(詳しくは連載ストーリー参照)。
そして何をどう間違えたのか、今では女性に重きを置いた臨床系、公衆衛生系の医科学研究のプロとなってしまいました。
しかしながら、アメリカ政府に正式に一人前の研究者として認められた、という一つの大きな大きな研究者としてのヤマを越えた先に待っていたのは、残念ながら同じ研究仲間でさえも信用できない、という常に自分の背後を見張っていなければならない
それこそギャンブルやヤクザの世界とあんまり大差ない
暗ーい、地獄のような孤独な世界が私オトメを待ち受けていたのでした(詳しくは連載ストーリー参照)。
わけもなく峠を越えた先にはバラ色の世界が広がっている、と勝手に確信していた私オトメにこの仕打ちはあまりにも残酷でした。
何しろ、そこまでたどり着くアメリカでの20年間自体もすさまじいものであり、山越え谷越え、常に外国人である弱小アジア人の女性をどう都合よく扱うか、同じ土俵に立たせてももらえないようなアメリカ人たちを相手に戦い続け、まさにそんな私オトメは
アメリカという戦場で戦う戦士そのもの
であったと思います。したがって当時の私は実力を証明しさえすれば自分の置かれている立場は改善するに違いないと確信していたわけなんですが…
残念ながらそんな期待は見事に打ち破られ、自分はこの社会でたった一人、孤独な戦士としてこの後の人生かけてずっと今まで以上に激しい戦いが続いていくのかと自覚したとたん、
途方もない気持ちになり完全な絶望感でいっぱい
になってしまったのです。
無理もありませんよね。もうすでにギリギリのところで戦っていた私が、これまで以上の戦いを死ぬまで続けなければならない、という現実を目の前にしたのですから。
成り行きでそんな人生を歩む羽目になってしまったことはわかっていても、
「なんで自分だけ?」
という気持ちを拭い切れない状態でした。
周りは「でもオトメはそれでも何とかしてきちゃったんでしょ。スゴイじゃん。」
いや、火事場の馬鹿力で確かに何とかしてきてしまいましたよ。
というかそうじゃなきゃマジでホームレスになってたからね。
そうだね、確かにそのままホームレスになってしまう人たちだって世の中にはいるでしょうから、こんな異国で不利な条件で何とかしてしまった自分は確かにある意味すごいかもしれませんがね。
しかし、私は見世物ではないのです。
はたから見て「へ~すごーい、面白ーい」とかいって映画を見るような感覚で楽しまれても冗談じゃないわけです(# ゚Д゚)。
こういった対応は無関係な人間もさることながら、実の父親でさえもそんなでしたから、こう言っては何ですが完全に他人事としか思っていないある意味
無関心な周りの態度
に私はどんどん絶望していきました。このまま突き進む勇気もエネルギーも自信ももうない。
かといって行く場所もなければ、面白がる人間以外に真面目に親身になって共に悩み励ましあいサポートしあう相手もいない。
まさに、地球に存在はしているが世界の中で宙ぶらりん、世界の片隅でそっと体育座りをして悶々としているどんよりと暗いオトメさん状態へと突入していったのです。
その時に実感したのは「孤独ってこういう状態を言うんだ。」ということだったのです。
落ち込むだけならまだしも、同時に不安と焦りと恐怖で一杯になりました。
そして当たり前ですが人並み以上に頑張らざるを得なかったのにこれか、という虚しさにも襲われていきました。
こんな状態で日本に帰ったとしてじゃあこれまでの20年間は一体何だったのか
だったら最初から専業主婦でも日本で大人しくなっていればよかった(※日本の専業主婦の方々、大変失礼なコメントをお許しください!実はオトメは大学卒業当時とてもじゃありませんが、専業主婦になれるような人材でもございませんでしたが、まあ20年前はまだお見合いなども当時20代の私ならば可能といえば可能であったのです。)
一応これでも女として生まれたわけですから、40代なんてオバサンな年代に突入してからいきなり女性としての人生を全く謳歌してこなかったという自分の人生に激しく後悔し始めたのです。
周りを見れば、どんなにキャリアウーマンだったとしても大抵稼ぎのちゃんとした旦那さんがいたり、少なくとも共稼ぎだったり家族が近くにいたりして、女性は奥さんであることや出産や子育てをある程度楽しむ余裕みたいなものがあるわけです。
私は2017年まで結婚していたとは言えども、元夫は自分と一緒に移動してばかりいたのでなかなか収入も安定せず、かといって主夫は絶対嫌だとかなんとかサポートするより文句を言うことのほうが多かったので、
実質私オトメが大黒柱で自分が一手に財産や子供たちの面倒の責任を背負う状態にあり、とてもじゃありませんが、人生を楽しむとか女性としての自分を謳歌するどころの騒ぎじゃなかったのです。
人間は年を取るものだし、心身の健康にいくら気を使っていたとしても徐々に衰えていくものです。
そしてこれからの人生今まで以上に頑張んないとそして頑張り続けるだけが唯一生き残る術である、なんてそんな人生に希望なんて持てませんでしたよ。
こういったすべての思いが同時進行して自分の心の中を支配していたわけなんですが、離婚する前そして2017年に離婚してからのちに、幾人かのアメリカ人男性、他の国の男性、そして日本男性と交流する機会がありました(詳しくは連載ストーリー参照)。
日本男性と交流する機会があってのち、やはり日本男性とお付き合いしてみたい、言語的にも文化的にもそのほうが自分にはしっくりくるのではないか、と妙に日本人や日本文化に対するなつかしさで心がいっぱいになりました。
結婚や出産などを目的としない、目的をはっきりと持たない男女関係っていったい自分にとってはどんなものなんだろう、こういった疑問が離婚前後を通じて自分の中における一貫したテーマとなっていきました。
これはあるアメリカ人の白人男性である研究の先輩同僚との出会いがきっかけとなりました(詳しくは連載ストーリー参照)。
最初は純粋にコラボ研究しよう、という彼からの誘いから交流が始まったのですが、実は関係が徐々に深まっていくうちに彼が日本女性である後輩同僚の私に対して個人的な想いをそっと寄せていることに気が付いたのです。
当時は私は二人目の子供が生れたばかりでしたし、彼も既婚男性でしたから最初は一体なんて解釈したらよいのかわからない状態でした。
共働きで二人の子供を持つのは時間管理が大変だったので、当時は日本人の住み込みシッターさんを日本から雇っていました。
その女性の友達から「オトメさん、そういった目的もないのに惹かれあう男女っていうのは日本では今ツインっていう言葉で表現されることが多いんですよ」なんていう言葉を聞かされたのです。
実はその時にツインという言葉を聞いたのは初めてではありませんでした。
実は二人目の子を妊娠中に、運命的なまでに共通点がやたら多い、おかれている境遇もかなり類似していた同世代の日本男性との出会いがあったのです。
一人目の出産直後に元夫が軽い浮気をし、自分がもっとちゃんと相手と向かい合っていればよかったのだろうか、となぜかすさまじい状況で戦っていた自分をさらに責め立て罪悪感に陥る、という心理状態が当時の自分でした。
そんな中二人目を妊娠したのですが、二人目を無事妊娠できた、という安心感からか、そしてたまたま義理の父親が病気で臥せっていたために、元夫と一人目の子がいなかったからか、その日本男性と町のイベントで偶然に出会ってから一気に距離が縮まったのです。
お互いの年齢の近さ、おかれている境遇の類似性に驚きつつ、他に深い話を日本語でできる相手もいなかったので私とその日本男性の距離は一気に縮まったわけです。
そしてなんと妊娠中に一夜の浮気に至りました!!
心のどこかで元夫に対する仕返し、という気持ちも無きにしも非ず、そしてそれは自分が女として日本男性に癒してほしいという願いを正当化した行為でもあったと思います。
真面目な男性であったためにそれ以降は二人で会うこともせず、速攻で自然消滅してしまいました。
従ってこのシッターのお友達が「ツイン」とおっしゃったとき、「あ、あれか~。妊娠中に出会った男性に運命を感じてそういえばツインに関するサイトをちょっとだけ見たよな~」なんて懐かしく思い出したのです。
今から本当に今現在からすれば
「好きなんだからその気持ちに素直になって好きな人のそばにいればいいじゃない。ほかに理由なんてある?」
って単純明快に言えちゃったりするんですが、
理不尽な状況でも惹かれる相手との関係を心のどこかで特別視したい、自分の時間とエネルギーを費やす正当化をしたい、当時はそんな自分の中のプライドが「ツインの世界」への興味を一気に掻き立てたんだと思います。
ツインの世界の荒波にもまれて
これは私オトメがネットサーフィンをしまくって気が付いたことなんですが、日本人ほどこの「ツイン」という男女関係における概念についてハマっている人種は世界で類を見ないのではないか、ということです。
もちろん日本語と英語以外のサイトは読めないんですが、英語圏のサイトをググってみても、ツインフレームという概念はあってもありとあらゆるタイプのツインとかツイン鑑定とかツイン占いとか、日本人ほどバラエティに富んでいたり、ツインの世界に特化している専門の人たちに巡り合ったことはありません。
アメリカで周りの若い世代の人たちにツインという言葉を使って男女関係について語ろうとすれば、なんとなくそういった男女関係もあるよね、でもだから何?といったような否定するわけでも特別視するわけでもない、
ツインという関係だから特別とか格が上
とかいう見方は全くしていなかったです💦。
それに比べると、日本の方たちの間におけるいわゆる「ツイン信仰」というのは新興宗教団体の持つ情熱にも勝るとも劣らない勢いで2014年あたりから盛り上がっていったと思われます。
今現在は2022年の幕開けとなりましたが、以前に比べるとツイン的な発信をしている人たちは随分減ったように思いますし、むしろツイン脱獄計画なんて言うおどろおどろしい名前でツイン信仰で自分を見失っている人たちを救済しようなんていうサイトまで登場したように思います。
当時の私オトメはというと、例の先輩同僚であるアメリカ人の白人男性との出会いからまるでサイトに書いてある「ツイン現象」そのものみたいな経験をしていたので、実は2017年後半あたりについに生れてはじめて「ツイン鑑定」なるカウンセリングを受けてしまったのです。
その鑑定によれば、まさに自分とその男性との関係は稀にみる珍しいタイプの「ツイン関係」であり、つまるところツイン世界においても私たち二人は
選ばれし二人
である、ということだったのです。実際にその方の描写するタイプのツインはあまりに自分が日ごろから観察している彼との関係性や出来事に近いものであったのでこれはもうその鑑定結果に納得するしかありませんでした。
「そうか、ツインとかって本当に自分の現実においても存在する関係なんだ」
と重々しくその男性との関係、そしてツイン鑑定結果を受け止めたものです…
しかしながら、サイレント期間という言葉に代表されるように、彼との関係はものすごく特別でありながら、現実における彼との関係においては個人的なレベルで発展する機会を全く与えられずにいる、という例えてみるならば
目の前においしそうなご馳走がありながらそれにありつけることができないでいる犬
とさほど変わらない生き地獄のような心理状態に置かれるわけです。
先ほどのサイトの言葉を借りればツインの世界から今や見事「脱獄」した身からすれば、なんでそんな非現実でむしろ心理的にも物理的にも自滅的な関係に真剣に頭を悩ませたりしていたのだろう、と到底に理解に苦しむのですが、2016年あたりから徐々に私はツインの世界にどっぷりとつかって2021年後半まで当てもなく宇宙空間をさまよい続けていたと思います。
2017年ころだったでしょうか、ツイン系のサイトで一つユニークなものに出会ったのです。
ツイン系のサイトはまずほとんどの場合女性によって書かれているのですが、このサイトはカップルで運営しているものでした。
従って生れてはじめてツインと名乗るカップルの男性側の視点に触れることができたのです。
後から知ったのですが、他にもいくつかツインの世界を語る日本男性というのはいるようですが、当時の私にはとても新鮮で興味深かったのを覚えています。
そしてこのサイトの面白かったところは、かなり現実的にツイン男女の在り方を語っており、その内容をみれば性的な部分や社会人としての部分にいたるまでいわゆる大人の男女関係に関する現実的な内容が赤裸々に語られていたところです。
他のサイトは当然ですがかなりスピリチュアルな内容や語り口調に偏っていたので、自分の現実と照らし合わせるにしても限界がありましたが、このサイトのおかげでもっと具体的にツインなる男女関係って現実においてはどうやって存在するんだろう、という想像ができるようになったのです。
その後も先ほど申し上げたツイン鑑定をしてもらった方に何度か電話でカウンセリングを頼んだりしましたが、まず例のアメリカ人の白人男性である先輩同僚とはにっちもさっちもいかなくなり、ついには共同研究者としての関係もバラバラに破壊され、関係していた他の何人かの研究者にもかなり怪しまれというか、私オトメが狂人であるかのような危険者扱いをされるようになってしまいました。
当然今日に至るまでサイレント期間は続いている、ということになりますが、これは心理的なストレスからとった私オトメの彼と彼の周りの人間に対する言動を見れば当然といえば当然の結果でもあります。
その後も懲りずに実は鑑定結果によれば「トリプルレイ」かもしれない的な年下の下層階級出身のハンサムなインド人男性が研究の関係から突如出現したりしました。
ツインという言葉を知るきっかけになった二人目の息子を妊娠中に運命的に出会った日本男性などは、ツイン世界の常識でいえばいわゆる「偽ツイン」だったわけで、その他にも「ツインフレーム」「デバインコンプルメント」等々、その方のツイン鑑定によれば実はありとあらゆる運命的な出会いをこれまで果たしてきたようです。
しかしながら現実を生きるうえで、出会うまたは出会った相手が運命的かどうかってどれだけ重要なんでしょうか。
出会った相手が運命的でなければ、自分の人生は選ばれた宿命を課せられていなければ、その相手はまたはその人生は運命的な相手または宿命を課せられた人生より
劣る
のでしょうか?
そんなこと誰が決める権利あると思います?
きっと神がお決めになるのだ。
そうなのかもしれません。
でもそれではキリスト教や他の宗教を信仰するのと何の違いがあるといえるでしょう。
- 選ばれし相手または選ばれし人生だと鑑定されたとしても一体現実においてどれほど選ばれなし相手または選ばれなし人生と違いがあるのでしょう。
- そして歴史的に名を遺すような壮大な人生を歩んだ人の人生はみな選ばれし人生だったのでしょうか。
- 深く愛し合う二人というのはみな選ばれし相手だったのでしょうか。
- そしてそれはどの神様がまたは誰が決めるものなのでしょうか。
- そもそも誰かが決める権利などあるのでしょうか。
- 仮に神様がいたとして、自分の心の声が神の声ではなく、目の前で鑑定している人に降りてくる声が神の声である、ってどういうことなんでしょうか。
- 自分には聞こえない神の声を誰か他の人が聞こえるということは、聞こえる人のほうが自分よりも選ばれし者である、ということになってしまうのでしょうか。
こんな風に掘り下げていくと、そもそもどうして自分はツインの関係にここまでこだわってしまったのだろう、という根本的な疑問に私オトメはたどり着いてしまったわけです。
「特別な関係」を求める。
じゃあ自分にとって特別な相手と特別な関係を作ればいい。
いや、誰かに客観的に特別な相手と特別な関係を作っているって認めてほしい。
まあ要するにですね、自分の見る目や判断に自信がないのです。
いったいどんな相手が自分にとっての他の誰よりも特別なのか、そして特別だと思った相手とどんな関係を作ったら特別な関係だといえるのか、自分の中に答えがないんです。
だから何か一定の画一的な基準にのっとって(この場合で言えばツイン基準にのっとって)相手を関係を判断してほしい、と望むわけですね。
英語圏においてあまりこういったツイン世界が発展していかないのは、ツイン的な関係というのはあくまで一種の男女関係に過ぎない、他の男女関係と比べて特別視していないからだと思います。
ツイン基準によって成り立つ男女関係がここまで日本人の間で流行ったのは、一種日本人特有のエリート意識が思いっきりくすぐられたからだと思います。
何かの画一的または客観的基準によって判断された「特別」な相手・関係、だからその相手やその相手との関係には価値がある、まあこれがエリート意識の土台となる考え方ですよね。
自分にとって何が特別か、そして何に価値を見るか、これは自分自身で決めればいい話です。
結局、いろいろな出会いやツイン経験を経て今現在に至って私オトメがたどり着いた「自分にとって特別な自分にとって価値のある相手・関係」というのは、
- 自分のこれまでの人生全てを分かち合える関係性
- これまでの自分の在り方や人生全てに対して自分が価値を見るように相手も価値を見てくれる
- 相手の在り方や人生全てに対して自分が心から敬意を感じる
という要素を満たして初めて成り立つものだ、という確信にいたりました。
2021年後半にいたり、「私、資産で計算したらマルチ・ミリオネイヤーな価値のある女だよ」と豪語したその辺り、ついに私にとって夢でない現実における運命の出会いを果たすに至りました(詳しくはコラム記事参照)。
インターネットで同世代の日本人と
2017年あたりにありとあらゆるタイプのツインについて書かれたサイトを閲覧していたのですが、実際にそのサイトを運営されている主さんと直接連絡を取るというのは実は今の時代とても簡単にできることなんですが、その当時の私には非常に抵抗感を感じる行為でした。
インターネットを通じて人と繋がることがある意味自分の中で普通のこととなった今では一体何に対して抵抗感を感じていたのかすら実はよく覚えていません💦。
2017年後半に生まれて初めてツイン鑑定なる電話カウンセリングを行った時など、いったいどんなことを言われるんだろうとものすごく緊張してセッションに臨んだのを覚えています。
その方とは実は2021年中ごろまで何度かセッションをしていただいたのですが、結局自分にとっての価値というのは何か画一的な基準に沿って決めるものではなく自分が決めるものである、というある意味当たり前の事実に気が付いたあたりからセッションを申し込む意味を見なくなってしまいました。
それと同時に2020年直前、コロナ禍直前あたりに勢いでもう一つのサイトのラインコミュニティに参加するようになりました。
この辺りから日本の方たちと繋がりたいという思いが強くなり(詳しくは連載ストーリー参照)、それでいてリアルではもう資源不足(?)であるという状態からそういった大人の男女関係を応援するラインコミュニティに参加することくらいしか思いつかなかったのです。
その時に同年代の日本男性と出会ってみたいという思いから日本人向けの出会い系サイトにも登録して一気にインターネットを通じて同世代の日本の方たちと直接コンタクトをとるという時代の波に乗ることになったのです(詳しくは連載ストーリー参照)。
インターネットを通じてコミュニティに参加する、という意味がよくわかっていなかった私ですが、これまで配信した音声にアクセスできたり、男女関係を改善するうえで重要な情報や心構えなどについての記事や音声が日常的に配信されたりします。
このコミュニティは実際にツインとお互いがお互いを認識しているカップルが運営しているために女性だけでなく男性の側の視点、また二人の会話などにも触れることができるのが他のサイトと大きく異なる特徴だと思います。
またこのカップルもそれぞれまたは二人で一緒にツインカウンセリングをズームで行っています。
長らく日本から離れており、同世代の日本人たちとも交流がほとんどない自分は一体日本男性から見るとどんなものなんだろう、また出会い系サイトで交流し始めた男性たちについてもいろいろ聞きたいことがあったので、私オトメも2020年始めころに男性の側と生れて初めてズームでツインカウンセリングなるものに申し込んだわけです。
電話でカウンセリングを受けたことはあっても、ズームで受けたのは初めてだったので、特に男性相手にものすごく緊張しましたが、相手の男性は意外にも話しやすくあっさりと私のような浦島花子を受け入れてくれたので最初のセッションからとても楽しかったのを覚えています。
その後、日本にしばらく置いてこようとしていた子供たちをコロナ禍の始まりとともに引き取りに行ったときに、出会い系サイトで出会った男性たちの幾人かと直接お目にかかる機会に恵まれました。
その時にも、ラインでその男性とフォローアップなどをしていただき、しばらくぶりに同世代の日本人の方たちと交流することになって訳が分からなくなっている私オトメには非常に心強い存在であったことを覚えています。
そして2020年にコロナ禍の最中、現状を何とか改善しようともがくあまり、一か月半ほど一人で日本滞在をし母親との静かな時間を過ごすことに決めました。
この記事の最初のほうでも述べた通り、心身ともにエネルギーレベルが人生最下位ほどに落ちていた時期でもあったので、そのように一人の時間を過ごすことが必要でもあったのでしょう。
コロナ禍なので、特に誰かに連絡して会わなければいけないということもなく、逆に例のインターネットを通じて出会った方々に直接会いに行ったりしてみました。
2017年にサイトを見物していたころは、まさか実際に彼らと交流する機会が訪れる日が来るなんて想像もしていなかったので、直接お会いしたときはなんだかとても不思議な気分になりました。
インターネットの素晴らしさというものを実感した瞬間でもありました( ´∀` )。
実際に2021年に入ってからも、似たようなインターネットを通じて喜びに満ち溢れる出会いというものがありました。
それはオンライン上でフリーの塾を開かれている田坂広志さんという経営思想家の方ですが、実は彼が昔書いた「複雑系の知」という本を2017年にある人から借りて一気読みした際に、私オトメがアメリカで先の見えない環境で沸き起こる不安と日々向き合い乗り切るにあたって、よく意味も分からずとにかくページをめくって「愛読」していたマニアックな思想本からの引用が最後に載っていたのです。
まさかそんな思想本をこんな経営物理学みたいな内容の本の作者が心に秘めていたとは夢にも思いませんでしたので、田坂先生のことは深く印象に残っておりました。
そして2021年にふと、「そうだ、まだ彼は生きていらっしゃるわけなんだから、ネットで探せば何か見つかるかもしれない。」と逆にどうして今までその発想にいたらなかったのだろう、とばかりに検索したところユーチューブ動画は出てくるわ、塾は開催されているわ、で今では田坂塾の会員にまでなりました。
このように徐々に自分の身近な家族以外の日本にいる日本人の方たちや現代の「本気で」人生を生きる日本の方たちの生きた思想に触れるようになるにつれ、自分のように世界のどこかで自分の夢を生きる、または本気で世界やアメリカを舞台に生きようとする日本の方たちとインターネットを通じて自分から発信することで繋がっていけるのではないか、という希望が見えてきました。
そうすると面白いことに、日本や日本人とは無関係なアメリカ社会におけるまたは研究世界における人脈もまた生き生きと活性化してきたのです。
一時は英語圏の人間たちに対してそしてアメリカ社会に現存する人間たちに対してとてつもない嫌悪感と拒絶反応が出てしまい、警戒心と不信感で一杯になってしまっていました。
しかし、日本人である自分を日本にいらっしゃる日本の方たちとの出会いを通じて見つめなおすことで、今度はアメリカ社会で20年間以上頑張ってきた個性的な自分のことも肯定的に受け入れることが徐々にできるようになってきたようです。
気が付けば、自分が楽な気持ちで穏やかにでも真剣に共同研究をさせていただける仲間であふれていますし、
最近やっと経済的にも環境的にも状況が整ったおかげで離婚同居も終え、アパートで気楽な独り暮らしを始めることができるに至りました。
そして日本にいらっしゃる方たちや家族との交流も徐々に深まりまたは改善し、元夫との関係も徐々に改善してきていると思います。
さらに「自分が心から良いと思う価値を感じる」対象、人々そして環境で身を固めることを徹底することで一時はツイン関係という画一的な視点からしか男女関係を査定できないでいたのが、気が付けば自分が納得する、特別だと思う、価値を感じる相手に焦点が定まるようになっていました。
同時に、自分という人間は世界で唯一レベルにレアな存在であるという意識が実は自分の中には長らく眠っていたわけですが、それが「ゲテモノ」的なレアというだけでなく、逆に返せば「何億円もするビンテージ」的なレアという資産に還元したら相当なレベルに達するレアとも言えるな、という自分に対してやっとバランスの取れた見方ができるようなってきました。
自分のレアな存在をこのようにフラットに見てやれるようになることで、じゃあこんなレアな日本女性が納得する、特別視する、価値を感じる相手ってどんなだろう、という変に関係性や相手をある一定の基準で神格化するのではない、自分の持つ価値や特別性に合った相手を見定めるというフラットな見方を持てるようになったと思います。
そうなると今度はどこまでも現実路線を突っ走るようになるわけですが、それは自分という存在自体がツインという世界の基準で見なくとも実際的に相当レアな存在であるという自覚とそれにまつわる自信が生れてきたからだと思います。
するとちゃんとそんな自分にぴったりの相手で、しかも自分も相手もちょうどお互いの存在をそれぞれの観点から求めているという時間軸で出会うなんて摩訶不思議な事件が現実に起きてしまったりしたわけです(詳しくはコラム記事参照)。
じゃあ私オトメのようにかなりレアな存在にならないと、そんなレアな人生歩まないと自分にぴったりな唯一の相手に出会えないのか、といえばそんなことはないわけです。
それというのも、実は一人一人世の中の人たちはみんな唯一無二の存在であり、唯一無二の他の誰にも理解されない理解できない人生を歩んでいたりするからです。
これは実は田坂先生も同じことをおっしゃっていたりします。よく有名人になった人や歴史に名を遺した人が「導かれるような人生」を歩んでいると言ったりしますが、じゃあそうでない人は導かれるような人生は送れないのか、という質問を受けたりするようですが、彼も同じことをおっしゃっていました。
自分がいかに唯一無二の存在であり唯一無二の人生を歩んでいるか、というのは実は他の誰でもない自分自身にしか認めてやれないことだったりするのです。
なんにせよ、こういった私オトメと共感してくださり、自分もまた世界をアメリカを舞台に自分の思った通りに人生を歩むのだ、という想いが少しでもある方とまずは以下の公式ライン等を通じてお知り合いになれれば!と願ってやみません(^▽^)/。
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