【アメリカ体験談⑧】アメリカ人独特の気遣いとやさしさ

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こんにちは。

オトメと申します。☺

今このページに辿り着いているあなたへ、貴重なお時間を割いていただき大変感謝しております。

プロフィールおよび連載ストーリーを読まれた方でもそうでない方でも、きっとこのサイトの何かにご興味を持たれてお越しくださったのだと信じております。

最近ようやくプロフィールおよびオトメのここ数年の激動のアメリカ人生を綴った連載ストーリーが完成し、

気づけば日本、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア、カナダなど方々からアクセスしていただけるようになりました。

オトメと一緒にこれからもアメリカのオトメ日常の疑似体験を楽しんでいただけることを願います😊。

さて今回のコラムは「アメリカ人独特の気遣いとやさしさ」についてお話ししてみたいとおもいます。

 

2021年の感謝祭に日本に発てなかった私

私オトメはかれこれ2000年より20年間ちょっとアメリカで生き延びてきてしまったサバイバーです。

そして一応これでもバツイチ子持ちの40代半ばの女性です😊。

勉強ができず、勉強が大嫌いで、何か面白い生き方はないか、と就職大氷河期であった日本を2000年に脱出したあと、

勉強ができる → アメリカでの研究者キャリアを築く

のではなく、

生き延びるために仕方なく勉強して → 気が付いたらアメリカ政府に認められる研究者

になってしまっていたような人間です(詳しくは連載ストーリー参照)。

そして何をどう間違えたのか、今では女性に重きを置いた臨床系、公衆衛生系の医科学研究のプロとなってしまいました。

 

2021年の今年に入ってからアメリカ中でコロナワクチンが普及し、去年一年間粛清モードを貫いたアメリカ人はホリデーシーズンに入った途端ここぞとばかりに旅行しまくっています。

アメリカ国内はもちろんのこと、海外旅行も含めみなさん気が狂ったように旅行しまくっています。

それに伴いガソリン代も去年の約二倍ほどに跳ね上がり、従って飛行機代もコロナ禍以前かそれよりもお高い値段となりました。

それでも一年以上も直接会えなかった家族たちにやっと会えるという喜び、および行きたいところにも一年以上も自由に行けなかったというフラストレーションが爆発したかのように、今や飛行場はたくさんの人で埋まっていますし、機内もほぼ満席状態が続いています。

 

そんな中、私オトメはかねてから小学生の息子たちの日米バイリンガル教育を徹底するために、日米間を子供たちが小さいころから行ったり来たりしてきたのですが、コロナ禍に入ってから長男の日本国籍再取得のため(はい、出生三か月以内に出生届を出さなかったため長男だけ日本国籍がないのです💦)、2021年今年の五月より息子たち二人は祖母の元に預けられて疎開中です。

子供たちの環境適応能力というのは本当に目を見張るほどのものであり、ものの半年と経たないうちに公立の小学校にも慣れ、担任の先生たちにも可愛がられ、学校での成績も徐々に上昇しはじめ、ついでに課外活動であるサッカーなどでも大きく活躍し始めたのです。

周りの子供たちのほうがあっけに取られて見ているほどで、淡々と努力し続ける彼らに向かって「うそだろぉ」とか挙句の果てには「アメリカ人は嫌いだよ」「ばーか」「死ね」などというまあ言ってしまえば嫉妬にしか聞こえないような理不尽な言葉を投げかけるようなこともあったようです。

それでも感心するのは、彼らはあまり気にしないんですよね。

ちょっと嫌な気持ちになるようですが、また淡々と毎日自分のするべきことをし、したいことをし元気に明るく過ごしているようです(⌒∇⌒)。

Child, Soccer, Playing, Kick, Footballer, Ball

 

2021年今年五月に息子たちを日本に送り届けてからほぼ半年が経とうとしています。

アメリカでは11月後半の感謝祭から元旦にかけていわゆるホリデイシーズンに入るわけですが、国中が家族との時間を過ごす計画を経て何となく全体として仕事のペースがガタ落ちする期間になります。

従って私オトメはちょこまか日米を行ったり来たりするよりも、このアメリカのホリデーシーズンを利用してまとめて息子たちに会いに日本に滞在しようとしています。

日本ではどうかわかりませんが、アメリカにおいては感謝祭とかクリスマスなど休日当日に飛行機に乗る方が平常時に乗るよりも多少値段が安くなります。

休日当日に旅行する人たちの数が格段に減るからでしょう。まあそんなこんなで今年七月くらいに日本行きの往復航空券を購入してホッとしていたのですが…

 

感謝祭当日になっていざ日本へ!とコロナ検査もパスし準備万端で旅立とうと空港に向かったところ、

なんとチェックインのカウンターにおいて

「あなたの乗るはずという飛行機は今現在存在していません」

なんて信じられないような発言を耳にしたんです。

「…今なんて?」

コロナ禍に入って以来、航空会社側からしても乗客側からしても飛行機のキャンセルが当たり前になったり、カナダなどほかの国を経由して日本に行くことが大変難しくなったり、はたまた日本政府の水際対策がどんどん日ごとに厳しくなって正確な情報を手に入れ損ねたり、とコロナ禍に日本へ行こうとするたびにいろいろな問題を潜り抜けてきましたが、まさかここにきてそうくるとは!

しかもそのカウンターの女性の態度の悪い事といったらありません。

「なによ、何声を荒げてんのよ。」

と口早に私がいつの間にか他の飛行機に転移されていることを伝えた後にこの態度です。

「っていうか、こっちは動転しているわけでしかもなんかいつの間にか他の目的地にいく飛行機に勝手に転移されているし。ていうか、私は何時の何便の飛行機に移ったのですか。できれば口で言うだけじゃなくて画面で見せてくれませんでしょうか。」

そのカウンターの女性は「見せられないわよ。口で言うからメモれば?」という対応です。

Travel, Airport, Boarding Pass, Boarding, Luggage

 

とにかく何が何だかわからないまましばし茫然とした後に飛行機会社に電話を入れたところ、なんとチケットを予約してそのすぐ後に予約した飛行機がすでにキャンセルされていたそうなんです。

電話対応の女性が「七月にその知らせがメールで行っているはずなんですがねえ。受け取っていないですか。」

そんな重要なメールが来ていたことなんて全く気が付きませんでした。いつもなら見落とすことなんてないのですが、まさかそんなすぐにキャンセルされていたとは夢にも思わなかったので注意して見ていなかったようです。

しかしカウンターの女性とは違い、電話対応の女性は「日本行きの飛行機にちゃんと名前が移転していないですね、ちょっとお待ちください。」と割と丁寧な対応をしてくれましたし、不憫に思ってくれている様子がよく伝わりました。

実は他の飛行機会社経由から同じ時間帯で日本行きの飛行機へ予約しなおせそうだったのですが、またタイミング悪く電話対応の女性のコンピュータが凍結してしまったりしたためにギリギリ間に合わないという悔やんでも悔やみきれない事態になってしまいました。

ぎりぎり間に合いそうにないことが判明してから、その他の飛行機会社で働くスタッフの中年の男性が電話対応の女性に対してもっとフレキシブルに対応してやれないのかとか自分の飛行機会社だったらこういう方法があるけれども、と提案してくれたのですが私の使用していた飛行機会社ではそういう方針は取らないということで

なんと私の事件をめぐって他の飛行機会社のスタッフの男性と電話対応の女性が半分口げんかになるほどの緊張状態になってしまったりもしたのです。

電話対応の女性は「彼の態度は本当に屈辱的だ。私たちは何も悪いことはしていない。」とヒステリーを起こしてしまったので、なんとしてもその電話対応の女性の助けが必要な私オトメとしては(一番憤慨していておかしくない立場の人間なんですが💦)、

「い、いえ、大丈夫ですから、その、ええと明日とかなんかありませんかね。」と電話対応の女性のご機嫌を取る始末でした。やれやれ。

 

結局「明日ならば明日の夕方の飛行機で飛んで、二晩またぐ形になってしまいますが週末の午後に東京に到着する便はありますよ。というかここ数日ではその便しかないんですよね。」という鶴の一声でなんだかとても面倒くさいですがえっちらおっちら合計ほぼ三日かけて日本へ旅することが決まりました。

どこかの空港で一晩過ごさなければいけないということは、それだけ経費もかかりますし、泊まる場所を確保し、一般人タクシーであるウーバードライバーをもしっかりアプリで確保できなければいけないし、何より次の朝七時半に出発ということで朝起きれるのかどうか、寝坊しなければいいが、とこのコロナ禍においては悩みの種が付きませんでした。

ただ帰りの飛行機もキャンセルされていたため、ほぼ一週間日本での滞在を延長することになりましたので、それはそれでさらに日本で息子たちと長い時間を過ごせるカッコウの言い訳にはなったわけです。

Airport, Airplane, Aircraft, Fly, Flight, Sky, Plane

 

そしてやっとホッとしてさあ一日半余りの時間をどう過ごそうかな、なんて考えを巡らしている最中に

 

ハッとしたのです。

 

アメリカという国を出る72時間以内にコロナ検査の陰性結果を出さなければいけません。

実は今回に関してはコロナ検査の最初の結果が中々でなかったために、予定日の前日に焦って自腹を切って同日結果の出るPCR検査を遠くまで運転して受けていました。

それにしても、アメリカ国内で一晩過ごしてから国外を出る飛行機に搭乗するわけですから、よくよく時間を数えてみたら二度目のコロナ検査を高いお金を払って受けてからアメリカ国外を出るまでなんと

 

71時間

 

も経過していることがわかったのです。

 

超ギリギリじゃん💦

 

っていうかマジでスゴイギリギリセーフだよΣ(゚∀゚ノ)ノ

二度目の検査を受けに行ったときはその値段の高さから「うーん、おそらく最初の検査結果が今日の午後くらいには出るはずだから二度目はもしものことがあったら受けるべきだけどちょっと用心しすぎかな」なんて思案していました。

時にその瞬間はどうしてそんなことしているのか自分でも明確な理由がわからなかったりしても、このように後から「あー!!!やっといてよかったぁー!!!」なんてことありますよね。

この時もまさに私オトメの心境はそんな感じでした。

何しろ感謝祭当日に飛行機の予定を変更したので、感謝祭からおそらくその週末にかけてはほとんど同日PCR検査を行っている場所も含めて閉まっていたと思います。

ということは今週はあきらめて、また自腹を切って高いお金をはらって三度目のコロナ検査をし、そして次週飛行機のチケットを取り直して日本に発つほかはなかったわけです。

いやぁーほんと世の中何が起こるか分かったもんじゃない。

そんな心持でひやひやしながら、さてこれから明日の午後発つまで何をしようか、と思案するに至りました。

 

何と離婚同居を最近終えた元夫と近所の人たちの家族の家で感謝祭に参加することに…

実は最近になって私オトメはイスラエル出身の同僚の女性からの強い勧めで出会い系サイトなど通じてアメリカにおける男性との出会いに対して徐々に興味が湧くようになりました。

コロナ禍に入ってまたその以前からアメリカ社会や英語圏の人たちに対する嫌悪感や絶望感で一杯になっていたオトメは日本人用の出会い系サイトを使用して日本男性との出会いに焦がれていた時期がありましたが(詳しくは連載ストーリー参照)、

しばらく何人かの同世代の日本男性と交流しているうちに、やはり20年以上も海外にいる自分はもう日本にずっといた人たちとはかなりの相違があるな、という現実にも残念ながら気づかざるを得ませんでした。

そうこうしているうちに、何度かコラム記事にも登場してきたとは思うのですが、仕事上で出会った世界最強の軍隊とされるアメリカの元特殊部隊出身の白人男性との数少ない交流を通じて少しずつアメリカ人男性に対してまた興味が湧くようになりました。

まず自衛隊しかない社会で育った私オトメにとってこういった背景と経験を持つ人間との出会いと交流は自分の予想をはるかに超えるレベルのものであり、

アメリカ人と言えども似たような背景を持つ人間ばかりと仕事をすることの多い私オトメとしては本当はありとあらゆる人種、文化、背景のるつぼであるはずのアメリカにおいてでさえも、

危険を冒してでも自分の知らない世界で生きるアメリカ人との出会いを求めていくか、それとも安全を期してこれまで通りの出会いと交流を続けていくか、と半場諦めていた私に大きな希望を与えてくれる機会でもありました。

aerial view of people eating inside building during daytime

 

まだまだ危険をわざわざ冒さなくとも面白い人たちと出会って交流する機会はアメリカにもあるのかもしれない

そんな希望を持つようになりました。そんな折に勧められたアメリカでの出会い系サイトの使用でしたから、最初は全く乗り気でなかったにしてもとりあえずどんなサービスがあるのかなという軽い好奇心でググっていたところ、

ふと目に留まったのが地元に事務所のあるマッチメーカー・サービスでした。ここでは詳しい話は割愛させていただきますが(詳しくはコラム記事参照)、なんとまた摩訶不思議な流れでいつのまにかそのサービスを発見して以来ものの数週間で今お付き合いしている年上の白人男性と出会いを果たすに至りました。

その男性は若いころに健康を患い九死に一生を得たような方ですが、その後社会的にもかなり成功されており、同時に家族愛および友人愛にあふれていらっしゃるいわば

 

イエス・キリスト

 

のような神々しい方でもあるので、それだけに中々ご自分の時間を取ることができず、それでいて女性との真実の愛を求め続けてきた方でもあります。

かれこれ一か月半ほどお付き合いさせていただいているのですが、私の彼への想いは日ごとに深まるばかりです。

感謝祭の出発当日の前夜、久しぶりに彼との濃厚な愛の時間を過ごしていたので、また急に彼に誘いをかけるのはどうかな、とは思いつつも彼に状況を報告するうえでも連絡をしました。

案の定、彼はちょっとした頭痛に悩まされており、一日ゆっくりと穏やかに休みたいという返事が返ってきました。

彼のことを一番に紹介してくれたマッチメーカーの若い女性にも連絡しましたが、皆さん案の定家族との予定で大わらわです。

仕方がないので、一旦自分の車を置いていある元離婚同居をしていたそして今では元夫がほぼ一人暮らしをしている元我が家にしぶしぶ戻ることにしました。

元夫は国の反対側にいらっしゃるお母さまの元で感謝祭を過ごすつもりだったようですが、それも実現せず結局家にいて元近所同士だったご家族の方たちに呼ばれて彼らと感謝祭を過ごす予定でした。

「お前も一緒に来るか?」

「えええー!!!やだなぁ、どうして付き合ってる男性がいるっていうのに元夫と時間過ごさなきゃいけないんだよ。」

なんて心の中で毒づいていましたが、だからといってどこに行く予定もないですし、元我が家でできることも限られているのでしぶしぶ元夫について元近所の家族たちの集まりに参加することにしました。

white candles on round table

 

行く途中にふと「あのさぁ、元近所の人たちにどれくらい私たちのこと言ってるの?」と元夫に聞いて見たところ、なんと意外にも元夫が

「数年前に、既に彼らには自分たちが離婚して子育てのために同居していること言ってあるよ。」なんて返事が返ってきたのです。

「えええー!!!そうだったのぉー?他には誰が近所で知ってるの?」

と聞いたところ、「真隣りの家族かな。」

みんなどれも息子たちと同い年くらいの子供を持つ世帯です。

この数年間彼らはちゃんと私たちの家庭で何が起こっているか知りつつも、変な噂を立てることもせず、白い目で見ることもせず、よそよそしくすることもなく、陰口をたたくこともせず、息子たちも学校でいじめられたりからかわれたりせず、そっと今まで通りにお付き合いしてくれていたのです。

確かにアメリカにおける離婚率というのは50%を超えていますから別に今更大騒ぎするような事件でもないですが、それでも離婚後に同居する子持ちの家族というのはまだまだ珍しいはずです。

実際にお向かいさんのご家族も、感謝祭の時に尋ねに行ったご家族もバツイチ同士で再婚されていますので、離婚自体は珍しくなくても離婚後に同居する状態というのは彼らには死んでも理解できないでしょう。

それというのもアメリカで離婚はもう珍しくないとしても、離婚時または離婚後の両親の関係というのはかなり醜いものであり、というかだから離婚までに至るのであって、一緒に同居できる程度の仲の悪さなのであれば離婚するモチベーションに至らない、ということになるのでしょう。

実は先ほどもちらりと申しました通り息子たちを日本に疎開させて以来、ごく最近の年上男性との出会いを経たあたりより私オトメもワンベッドルームのアパートを借りて徐々に引越しをしている最中です。

やはり誰にも邪魔されない、静かだけれども素っ裸でウロウロしていても何の気兼ねもいらない空間ってそれ相当のレンタル料を払う価値があるなあってしみじみ実感します。

すると今度はだれかと空間を共有する良さや華やかさに対しても感謝できるようになりますから一石二鳥です( ´∀` )。

ですから少しずつこの周りから見ても奇妙奇天烈な離婚同居の状態から徐々に脱出はしているのです。

確かに徐々に夜な夜な車を発車させてどこかへ消えていく私を見ても誰も何も言わない近所の人たちの様子を思い起こせば、なるほど私がそういう行動をとっていても不思議はないと思って見ているのだな、と今更のように納得です。

へえ、意外にアメリカの人たちって思慮深いところがあったんだなあ、なんて大声で自分の言いたいことを言い放つだけの人たちというイメージしかなかった近所のご夫婦の方たちに対して大きな感謝と敬意を抱くようになりました。

 

 

感謝祭のディナーパーティで目撃したアメリカ人独特の気遣い

それやこれやで結局金魚の糞のように元夫について情けない思いで元近所のご家族の集まるお家へ何とかたどり着いた私オトメでした。

あいさつ程度しか交わしたことがなかった彼らといきなりそのご両親のおうちの集まりに参加し、親戚中にあいさつされる羽目に陥った私は居心地が悪くてたまりませんでした。

なんと元近所の家族のご両親たちは神父さん夫婦でもあったんですね(;^_^A。

そんな彼らには離婚どころか離婚同居なんて御法度過ぎて話にならないわけなんです。

その事実を知った私はどうしてよいかわからず、ただ運を天に任せて元近所の夫婦に紹介されることになりました。

 

ところがです。

 

紹介する元近所の旦那さんの口から発せられる言葉を聞いて私オトメは心からびっくりしてしまったのです。

「あ、彼女は(元夫の名前)の奥さんです。」

ええええ!!!だって離婚してるって知ってんじゃん。最初は忘れちゃったのかしらと困った思いで紹介する元近所の旦那さんを凝視していましたが、そこでオトメはようやく何が起きているか理解したのです。

その神父さん夫婦であるご両親が批判したり質問攻めしないよに彼は配慮してわざと私を奥さんだと紹介して私たちの体面を守るために進んで嘘をついていたのです!!!!

Thankful, From Above, Table Setting, Place Setting

 

アメリカ人というのは自分が嘘をついたりなどという明らかに社会倫理に反するようなそういった行為を相手に対する思いやりのために自ら進んで選択することはほとんどありません。

しかも自分の義理の家族に対して、いきなり最後の最後になって勝手な都合で参加したいなどというわがままな、ただ元近所であっただけの元夫婦の体面を守るためにそんな嘘を自ら進んでつくような人種ではありません。

その旦那さんの一種自己犠牲的な思いやりと独特の気遣いを理解したときに私オトメは涙があふれるほど感謝感激してしまいました。

何このおじさん、すげー中年太りでビール片手に大声でいつも怒鳴り散らし、家の中も滅茶苦茶で片付けもしないくせに、

超かっこいいじゃーーーーン!!!!!

 

こういった独特の気遣いに触れることができたのは、本当にアメリカに来て初めてといってもいいかもしれません。

というか、もしかしたら今までもそういった気遣いややさしさに包まれてきたことはあるのでしょうが、自分が周りを信用しないために気が付かなかったのかもしれません。

実際に結構うるさかったり、自己主張が強かったり、やかましい人たちは私の敬愛する年上の彼氏さんも含めてですが、それだけ情に厚かったりもするのだと思います。

私オトメ自身を振り返ってみても、自分の思った通りに発言し行動するわけですがその姿を見て日本女性らしくないという悪印象を持ったりする方は少なくありませんし、私としては気にかけているからこそ自分の時間とエネルギーを費やしているわけなんですが、相手から見ると必ずしもそう受け取られないことも多いです。

私の敬愛する年上の彼氏さんと初めてお会いして夕食を共にしたときのことですが、かなり会話に夢中になって気が付くとなんと

 

五時間

 

も時間が経過して夜中の11時になっていたことがあったんです(;^_^A。

どうも周りに人がいなくなったなあなんて思って何となく彼に

「あのお、今って何時ですか?」

って聞いたところ

「11時だよ。」

なんて言われ、余りにビックリして席から反射的に立ち上がってオロオロしながら

「もうお店閉まりますよね。帰らなきゃ。」

なんて言いながらトイレに駆け込んだりしていました。

英語で初めて会ったかなり年上の白人男性とそんな長時間にわたって疲労も一切感ぜず時間も忘れてトイレに立つことも一回もなくひたすら会話に没頭したことなんて

 

生まれて初めて

 

だったので、今でも何度も初めて会った夜に思いを走らせることが多いです。

私にとってたとえ日本語で会話をしていても、そんな自然体でまた初めて会った異性とそこまで会話が弾むなんてことは、そして疲労困憊しないでいられるなんてことは今まで一度もありませんでしたから、

それを初めて出会ったずいぶん年の差のある白人男性と英語で経験したということは自分の今までの常識をはるかに超える人間関係を体験したんだと思います。

そして今でこそ理解できるようになったのですが、それはその彼氏が

 

私の心にどこまでもピッタリと寄り添っていてくれた

 

ことの賜物(タマモノ)だったということです。

今までは私の側が必死に相手の心に寄り添っていたのが、彼氏との場合においては私はどうかわかりませんが、少なくとも彼氏のほうは会話中ずっと私の心の機微に寄り添ってくれていたのだと思います。

異性との関係において生まれて初めての体験でしたね

 

さらにですが、2018年後半よりお世話になっている私の研究所のボスが初老の女性なのですが、つい最近になってやはり言葉に出さない彼女独特の気遣いをしてくれたのです。

彼女とは学会などを通じて10年以上のお付き合いをさせていただいているのですが、私が稼ぎ手として二人の子供を抱えながら不安定な研究キャリアを貫き、離婚を経てからも離婚同居をしていることなどずっと見ていらっしゃいます。

そんな私が近ごろ彼女にふと電話で

「私もそろそろ自分の人生を歩みたいから今の家のローンも完済したし、別居してアパートを借りるんだ。」

なんてことをぼやいておりました。

そうしたらいきなり今年2021年の終わりになってそのボスから

「メール見た?」

なんていう明るい声で電話がかかってきて、なにかと思いきや

「一割昇給しといたわよ。」

なんてすごい内容の話でした。なんだいきなり、と理解できずにいたのですがあとから考えると彼女なりに離婚同居を終えて自分の人生を歩もうとしている私を応援していたのではないか、と今では思うのです。

今までもきっとこうやって多くの人たちにそっと行動で支えられてきたのでしょうが、未熟な私は気が付くこともありませんでした。

しかし今では、少しずつ自分の周りの世界に対して心を開いてきたのと同時に、周りの人たちのふとした行動や思いを

 

自分に対する愛

 

として素直に受け取り理解できるようになったと思います( ^)o(^ )。

 

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